こんな方におすすめ
こんな方におすすめ
以下のいずれかに該当する方は、ぜひこの学びの機会をご活用ください。
- 矯正歯科医: 追加アライナー処方のスキルを向上させ、精密な治療計画を構築したい歯科医師。
- 一般歯科医: インビザライン導入直後で、クリンチェックと3Dコントロールの使い方を学びたい方。
- 歯科衛生士: アライナー使用中の患者サポートをより効果的に行いたい方。
- デジタル矯正技術者: 歯列移動の詳細設計やトルク調整に関心がある方。
- 歯科学生・研修医: インビザライン治療の基礎から応用までを学びたい方。
動画内容
インビザライン治療の基本と追加アライナーの役割
インビザライン治療では、最初の計画通りに歯が動かない場合が少なくありません。その際、追加アライナーが治療成功の鍵となります。本動画では、追加アライナー処方書の作成方法から、3Dコントロールを用いた治療計画の微調整手法まで、宮島先生が実践的な内容を詳しく解説します。
目次
- インビザライン治療の基本と追加アライナーの役割
- アライナー作成に必要な資料と提出手順
- クリンチェックを用いた治療計画の確認方法
- 3Dコントロールを活用したステージングとトルク調整
- コメント記入のコツと具体例
- 患者ごとの治療計画のカスタマイズ手法
- 治療成功を導く噛み合わせの調整ポイント
1. 資料準備と提出プロセス
アライナー作成には、以下の資料が必要です:
- 最新のスキャンデータ
- 航空内写真(患者の歯列状態を確認)
- 顔面写真(顔面成虫との調和を確認)
これらの資料を正確にアップロードすることで、患者の現在の状態を的確に反映した治療計画が作成されます。
2. クリンチェックの活用とステージング設定
- ステージング調整: 急歯、剣歯、前歯の順に動かす計画を詳細に設定。
- トルクコントロール: 特に前歯や剣歯の軸方向を修正することで、理想的な噛み合わせを実現。
- 噛み合わせの確認: 交合状態の緊密化を目指し、不要な提出や悪化を最小限に抑える工夫が重要。
3. 3Dコントロールでの微調整
- 歯列移動の数値管理: 治療計画の移動量や角度を数値的に確認し、正確な調整を行います。
- トルク修正: 特定の歯が突出または傾斜している場合、トルクを微調整して理想的な歯列アライメントを構築。
4. コメント記入の重要性
処方書のコメント欄は、治療計画に直接反映される重要な情報です。以下の内容を具体的に記載します:
- 無駄な動きを省き、効率的な移動を指示。
- アタッチメントや楽観ゴムの配置を明確化。
- 噛み合わせの修正方法を詳細に指示。
5. 患者の要件に応じた治療カスタマイズ
- スペース不足の解消: 拡大やIPRを活用し、歯列スペースを確保。
- 顔面成虫との調和: 歯列のバランスと患者の審美的ニーズを両立。
- 治療の柔軟性: 遠方からの患者やスケジュールが制約されるケースにも対応可能。
6. 提出前の確認と調整ポイント
最終的に、クリンチェックで設定した内容を慎重に確認します。特に重要なのは、噛み合わせや歯列のバランスを確認し、必要な修正が反映されているかをチェックすることです。
結論:成功への道を切り開く追加アライナー
追加アライナーの処方書作成とクリンチェック修正は、治療成功の鍵となります。本動画で解説される手法を活用すれば、患者満足度を高める治療計画の構築が可能です。