公開クリンチェック_横田先生_005

40代女性_上顎前突・下顎後退傾向・開咬症例の公開クリンチェック

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(税込)
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視聴可能
講師
横田元熙
HIKARI Dental Clinic   MeLoS 代表講師
院長

講師紹介 横田元熙

  • 横田元熙
  • HIKARI Dental Clinic   MeLoS 代表講師
  • 院長
  • 大阪大学歯学部卒業後、口腔外科学教室にて臨床に従事。その後、大阪府都心および岐阜県を行き来し、幅広い診療を学ぶ傍ら、多くの歯科医院にてインビザライン治療の導入に携わる。自身の勤務医や講師としての経験から、最新の歯科治療や新しい歯科医師の働き方を伝えるためにYoutubeチャンネル「デンタルMeンタリング」を開設。また、今夏には京都府四条河原町に開業する自費専門歯科医院HIKARI Dental Clinic院長に就任。
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こんな方におすすめ

好評の横田先生が行うクリンチェック公開!

 

横田先生のクリンチェック作成をご覧になりながら、「なぜ」「どうして」を詳しく解説をしていただいているので、ぜひご参考ください!

 

クリンチェック作成に時間がかかったり、どのように計画したらよいかわからなかったりする先生方にお勧めの動画です。

動画の紹介

●マウスピース矯正を取り入れている先生 

●日々の診療で困っている事がある先生 

●クリンチェックを学びたい先生

動画内容

この動画では、歯科医師の横田先生が40代女性の骨格性2級症例に対するインビザラインでの矯正治療計画について解説しています。

上顎前突・下顎後退に対して、上顎を後方に、下顎を前方に移動させ、臼歯の咬合関係を改善することが目標です。

上顎第二大臼歯の保存に配慮しつつ、治療途中での調整の重要性や別の治療オプションについても解説しているので、是非ご視聴ください。

横田歯科医師とは

スタディグループ『MeLoS』に講師として在籍していらっしゃいます。

岐阜県と京都府を拠点にインビザライン治療やインプラント治療を中心に診療しています。

痛みの少ない治療で患者様に喜んでもらう」ことがモットー。

アライナー矯正には抜歯の必要性が出てくることもあるので、口腔外科での経験も活かしていけたらと話してくださいました。

また同じ『MeLoS』のメンバーである木川先生と、2021年株式会社ORestを設立。

木川先生は大阪府吹田市ご出身。

1991年4月3日生まれで、動画撮影時点で31歳と若手の方です。

youtubeチャンネルの運営もされているとのことなので。ぜひご覧ください。

主訴

患者様プロフィール:40代女性

患者様が仰る主訴は以下のとおりです。

・前歯のガタガタ

・前歯で噛めない

となります。

症例と横田先生の見解

症例の診断は次のとおりになります。

・上顎前突・下顎後退(骨格性2級)、開咬傾向あり

・右側咬合: おおむね1級だが1対2がやや甘い

・左側咬合: 1級で1対2あり

・前歯部が咬合していない

・上顎第2小臼歯(5番)が欠損、上顎第2大臼歯(7番)は残存

この状態から、横田先生にクリンチェックを進めて頂きます。

ぜひご参考ください。

横田先生によるクリンチェック

横田先生はクリンチェックを行う上で以下5つの点を指摘されました。

1. 上下顎の移動方向と量

2. 咬合の改善目標

3. 上顎第二大臼歯の保存に対する配慮

4. 治療途中の調整

5. 別の治療オプションの提示

以下で詳しく解説していきます。

1. 上下顎の移動方向と量

横田先生は、上顎前突・下顎後退の骨格性2級の症例に対し、上顎を後方に、下顎を前方に移動させる治療方針を示しています。

上顎歯列は最大2mmまで遠心移動し、下顎は最大2mmまでジャンプさせることを目標としました。

2. 咬合の改善目標

治療の目標として、臼歯の1級咬合と1歯対2歯咬合の達成を掲げています。

3Dコントロールを用いて、臼歯を沈下させ、前歯を挺出させることで、理想的な咬合関係を得ることが目的です。

3. 上顎第二大臼歯の保存に対する配慮

上顎第2大臼歯(7番)が残存しているため、その保存に配慮しながら治療を進める必要性を指摘しています。

ただし、将来的に抜歯となる可能性がある場合は、患者にインプラントの選択肢を提示することも考慮しないといけません。

4. 治療途中の調整

治療途中でのリスキングの調整や、上顎遠心移動量を骨格的バランスに応じて調整することの重要性があります。

セファログラムを用いて骨格的バランスを確認しながら、治療を進めることが大切です

5. 別の治療オプションの提示

上顎第2大臼歯の抜歯を前提とした治療オプションも視野に入れることを検討することが重要です。

この場合、上顎前歯の後方移動と臼歯の近心移動により2級咬合を目指すことになります。

患者の希望や状況に応じて、柔軟に治療方針を検討する姿勢が見られます。

ジャンプはどのタイミングで起きるのかわからない

先に伝えておけば、ジャンプは治療が可能です。

ジャンプの発生は緩やかに起こることが多いが、臨床上で、あるとき突然に顎位ごと動いていることがあるので注意しましょう。

まとめ

今回は横田先生に「40代女性_上顎前突・下顎後退傾向・開咬症例」についてのクリンチェックを公開して頂きました。

多くの症例を目にしておくことで、実践となったときに行動に移すことができるようになります

横田先生の公開クリンチェックはまだまだ続きますので、ぜひご視聴ください!

ORTC onlineでは様々な症例や議題をテーマに講義を行なっているので、ぜひご参考にしてくださいね。

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