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インビザライン治療における処方書提出の最適化

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宮島悠旗
宮島悠旗ブライトオーソドンティクス
代表 矯正医

講師紹介 宮島悠旗

  • 宮島悠旗
  • 宮島悠旗ブライトオーソドンティクス
  • 代表 矯正医
  • 宮島悠旗先生は、全国の歯科クリニックでの指導や講師活動を通じ、歯科医療技術の向上に貢献している矯正治療のスペシャリストです。特に、インビザライン(Invisalign)とマイオブレース(Myobrace)の両方で正式な認定を受けている矯正歯科医師は、日本では宮島先生のみという点が大きな特徴です。 この2種類の矯正装置を使い分けることで、患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた最適な治療を実現します。インビザラインは透明なマウスピース型矯正装置として国内外で高い評価を得ており、見た目を気にせず歯並びを整えたい方に最適です。一方、マイオブレースは小児期からの不正咬合や口腔習癖の改善を得意としており、将来的に起こりうる矯正リスクを未然に防ぎます。 宮島先生の講義では、インビザラインやマイオブレースの基礎知識から応用までを幅広く学ぶことができ、さらに一般歯科との連携を重視したチーム医療のアプローチについても深く理解できます。これにより、患者様の歯の寿命を延ばし、全身の健康を支える理想的な噛み合わせを整えるための知識と技術を身につけることができるでしょう。 また、宮島先生が提唱する総合的な治療計画は、即臨床に活かせる実践的な内容ばかりです。習得した技術を現場で活用することで、患者様により良い治療を提供し、口元の美しさと健康を同時に守ることができます。 インビザラインとマイオブレースの両方で認定を受けている日本唯一の矯正医として、宮島先生はこれからも先端技術を取り入れ、歯科医療の可能性を広げ続けていくことでしょう。ぜひ、この貴重な機会を通じて最新の矯正治療に触れ、患者様の笑顔と健康を守るための新たな一歩を踏み出してください。
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こんな方におすすめ

インビザライン治療を検討している歯科医師
基本から応用まで、処方書作成の重要性と実践方法を学びたい方。

インビザライン治療経験の浅い歯科医師
より良い治療結果を得るための具体的なアプローチを知りたい方。

クリンチェックの活用に課題を感じている方
処方書作成とクリンチェックの連携をスムーズに行いたい方。

患者満足度を高めたいと考えている方
治療計画を患者さんの希望に合わせ、より質の高い結果を目指したい方。

インビザライン治療の最新情報を得たい方
トレンドや成功事例を知り、実践に役立てたいと考えている方。

動画の紹介

インビザライン治療における「処方書」の重要性とは?

インビザライン治療は、患者さん一人ひとりにカスタマイズされた透明なマウスピース(アライナー)を使って歯並びを整える治療法です。この治療を成功させる鍵となるのが、「処方書(Prescription)」です。

処方書とは、歯科医師がインビザラインの製造元に対して、患者さんの歯並びや治療目標を伝えるための指示書です。これが正確に記載され、適切に提出されることで、治療がスムーズに進み、患者さんの満足度が高まります。


処方書が重要な理由

治療の設計図そのもの インビザラインは「一人ひとりのオーダーメイド治療」です。その設計図が処方書です。この情報をもとに、患者さん専用の治療計画(クリンチェック)とアライナーが作られます。つまり、処方書が不十分だと、思い通りの結果にならない可能性があります。

治療の結果を左右する 処方書が曖昧だと、アライナーが正確に歯を動かせず、追加の治療が必要になったり、治療期間が長引いたりすることがあります。最初の段階での「指示の精度」が、最終的な治療の成功に直結します。


処方書を作成する際に注意すべきポイント

正確な診断が第一 処方書を作成するには、患者さんの口腔内データをしっかりと把握することが大切です。

  • 3Dスキャンや写真を使って、歯の位置や動きを正確に記録する。
  • 咬み合わせの問題や、動かすべき歯を明確に特定する。

治療目標を具体的に伝える

  • 「どの歯をどれくらい動かしたいのか」
  • 「どの部分を特に優先したいのか」
    など、細かく指示を出します。
    患者さんが求める結果(審美性や機能性)をしっかりヒアリングし、処方書に反映することが重要です。

クリンチェックの確認を徹底する 処方書を提出すると、インビザライン側から「治療計画のシミュレーション(クリンチェック)」が返ってきます。この段階で計画に問題がないかを徹底的に確認し、必要であれば修正を依頼します。歯科医師と患者さんが一緒に確認することで、治療のゴールが共有されます。


処方書が適切でないとどうなる?

もし処方書が不十分だと、以下のような問題が起こる可能性があります:

  • 歯が予定通りに動かない
  • アライナーが患者さんの希望を満たさない設計になってしまう
  • 再評価や追加治療が必要になり、治療期間が長引く

これを防ぐために、初めの処方書作成がどれだけ重要かが分かりますね。


患者さんとのコミュニケーションもカギ!

処方書は歯科医師が作成しますが、患者さんとのコミュニケーションも欠かせません。

  • 治療のゴールや期待をしっかりと話し合い、納得した上で進める。
  • 途中経過も丁寧に説明しながら、計画通り進んでいるかを確認する。

まとめ

インビザライン治療で処方書は「治療の青写真」と言えるほど重要なものです。歯科医師が正確な診断を行い、明確な治療目標を伝えることで、患者さんが期待する結果に近づけます。また、処方書作成後の確認や修正も丁寧に行うことで、治療の質をさらに高めることができます。

「患者さんの満足度」と「治療の成功」を両立するために、処方書作成は決して手を抜けないステップです!

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