クリンチェックソフトの便利な使い方

講師紹介　竹内優斗

• 竹内優斗
• Belle歯科・矯正歯科
• プロフィールページ

こんな方におすすめ

この動画は、クリンチェックソフトの基本操作と便利な機能についての説明です。クリンチェックは、矯正治療において治療計画を立て、歯の動きをシミュレーションするために使われる重要なツールです。この動画では、ソフト内の様々な表示モードや便利なショートカットの使い方が解説されており、効率的にソフトを使いこなすためのテクニックが紹介されています。

お勧めの対象

この動画は、以下の歯科医療従事者に特にお勧めです：

1. 矯正歯科医師 - クリンチェックソフトを使い、効率よく治療計画を立てたい医師。
2. 矯正治療に携わる歯科衛生士 - ソフトの操作を理解し、患者への説明やサポートに活用したい歯科衛生士。
3. クリンチェックソフト初心者 - これからソフトを使い始める医療従事者で、基本的な操作を習得したい人。

動画の紹介

動画では、クリンチェックソフトの基本的な機能から詳細な使い方までをカバーしています。視聴者は、以下の機能について学べます。

1. 各種表示モード

• アッパー/ローア：上顎（アッパー）と下顎（ローア）の歯列を個別に表示する方法です。各モードを使い分けることで、患者の歯列の状態を詳細に確認できます。
• アンテリア（前方からの表示）：前方からの歯列を確認するための表示方法。
• コンプ表示：上下両方の歯列を同時に確認するモード。全体的な治療計画や歯の動きを俯瞰的に見たいときに便利です。

2. ショートカットキーの活用

クリンチェックソフトには様々なショートカットキーがあり、これを使うことで効率的に操作ができます。以下は例です：

• 1～6番キー：視点を素早く切り替えることができます。例えば、1番は上顎の表示、2番は下顎の表示など。
• Shift + C：全体表示（コンプモード）に素早く切り替えることが可能。
• S：スーパーインポーズを表示/非表示にする。
• G：グリッドの表示/非表示を切り替える。
• A：アタッチメントの表示/非表示を切り替える。

3. スーパーインポーズ機能

この機能は、治療の開始前と終了時の歯の位置や動きを比較するために使います。患者の治療進行状況を説明する際に、治療前後の変化を視覚的に確認できるため、非常に有用です。歯の移動や拡大、咬合面の変化を簡単に把握できます。

4. グリッド機能

グリッド機能は、歯の移動量や歯間距離を1mm単位で測定できるため、細かい治療計画を立てる際に役立ちます。歯の延伸移動や正確な位置を確認する際にも便利です。

5. ルーラー機能

ルーラー機能は、歯間の距離やスペースを正確に測定するために使用します。特に、インプラントや補綴治療の計画を立てる際に有効です。ルーラーで測定した値はソフト内に保存され、表示/非表示の切り替えも可能です。

6. アタッチメントの表示/非表示

アタッチメント（歯に装着する突起物）は、治療計画に基づいて配置されますが、視覚的な確認がしづらい場合があります。この場合、アタッチメントを一時的に非表示にすることで、歯列の動きや結果をより明確に見ることが可能です。患者への説明にも役立ちます。