こんな方におすすめ

今回斎藤先生がお話しする内容は「歯肉退縮」についてになります。

前後編の2本でお届けします、本動画はそちらの前編になります!

患者様のお写真など資料から読み解く診断について解説!

そして本症例のクリンチェックについても詳しくお話しをしております。

ぜひご覧ください!

 


 

歯肉退縮(Gingival Recession)は、歯肉が歯の根部から後退して歯の部分が露出する状態を指します。歯肉は本来、歯の頸部(歯根と歯冠が接する部分)を覆い、歯の保護を行う役割を果たします。しかし、さまざまな要因により、歯肉が後退し、歯根部が露出することがあります。

歯肉退縮の主な原因と要因には以下が含まれます:

歯ブラッシングの過度な力:歯を過度に強く磨くことで、歯肉が摩擦や圧力によって後退することがあります。

歯垢(プラーク)の蓄積:歯垢が歯肉と歯の接触部分に蓄積すると、歯周炎や歯肉の炎症を引き起こし、歯肉退縮の原因となります。

歯周病:歯周病(歯槽骨の吸収を伴う歯肉感染症)が進行すると、歯肉が後退し、歯根が露出します。

歯ぎしりや噛み砕き症候群:歯ぎしりや噛み砕き症候群は、歯ぎしりや歯を強く食いしばる習慣によって歯肉に圧力がかかり、退縮を引き起こすことがあります。

遺伝的要因:歯肉退縮は遺伝的要因によることもあります。一部の人々は他の人々よりも歯肉の薄さや後退の傾向があります。

歯ぶつけや事故:歯に直接的な衝撃がある場合、歯肉が損傷し、後退する可能性があります。

不適切な歯の位置:歯が不適切な位置にある場合、歯肉の後退が起こることがあります。

歯肉退縮は美容上の問題に加えて、感受性の増加や歯根露出による歯の故障のリスクを増加させる可能性があるため、注意が必要です。歯科医師は、歯肉退縮の原因を特定し、適切な治療法を提案します。治療法には歯肉移植、歯の位置調整、適切な歯ブラッシングの指導、歯周病治療などが含まれます。早期の診断と治療は、歯肉退縮を管理し、進行を防ぐのに役立ちます。

動画の紹介

●マウスピース矯正を取り入れている先生
●日々の診療で困っている事がある先生
●クリンチェックを学びたい先生

動画内容

北海道唯一のレッドダイヤモンドプロバイダーである斎藤秀也先生がORTConlineに登場!

2,000症例以上をこなす斎藤先生ご自身のクリンチェックを大公開!

資料から読み解く診断やクリンチェックのテクニックについても解説していくシリーズになっております!

担当講師

斎藤秀也

斎藤秀也 先生

矯正歯科医師
さいとう歯科

北海道で2019年~2021年インビザラインの最多症例数になり、北海道で史上初となるレッドダイヤモンドプロバイダーの認定を受けた。 2,000症例以上をこなした経験と知識を活かし講師活動を行っていく。

教えて先生

視聴者レビュー

このシリーズの動画

この講師の最新動画

動画カテゴリ一覧