公開クリンチェック_新渡戸先生_006

インビザライン治療の精度を高めるための「公開クリンチェック」実践講座!

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講師
新渡戸康希
医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科
院長

講師紹介 新渡戸康希

  • 新渡戸康希
  • 医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科
  • 院長
  • ORTC onlineでは「絶対に失敗しないマウスピース矯正33のこと」を始め動画コンテンツで自身の経験を多くの先生方に共有。インビザラインが日本で導入されて以降、数々のセミナーや勉強会を開催し多くの先生方の学びを後押し。インビザライン治療における、予測実現性を高めるクリンチェック作成を日々追求され、治療技術だけに留まらず、集患・院内体制・経営思考なども伝えることで、これからの歯科医院の在り方についてもアドバイスを行っている。
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こんな方におすすめ

この動画は、インビザライン治療を提供している歯科医師や矯正専門医に特におすすめです。
正確なクリーンチェックの手順リセッション防止策アライナーの枚数管理など、治療効果を最大化するための工夫が詳述されており、患者様の負担を抑えながら最適な結果を得るためのポイントが学べます。
特に、治療期間の短縮を図りつつも、持続的な効果と予測実現性を重視する医師に有益な内容です。

動画の紹介

インビザライン治療の精度を高めるための「公開クリーンチェック」実践講座!

新渡戸先生が公開するこの動画は、インビザライン治療におけるクリーンチェックの実践的手順と、リセッション防止や治療期間の最適化を図るためのポイントを詳細に解説しています。クリーンチェックを正確に行うことは、治療の成功率向上に欠かせない重要な工程であり、患者満足度の向上とともに、長期的な治療効果を保つために不可欠です。

主な解説ポイント

オーバージェットとオーバーバイトの調整
治療前後のオーバージェットやオーバーバイトの適切な範囲を把握し、早期接触や奥歯の噛みにくさを防ぐ方法を学びます。過度な調整は逆効果であり、2~3mmの適正範囲を目指す重要性が強調されています。

リセッションリスクへの配慮
前歯の動きが思想骨から脱落するのを防ぐためのコツを、具体例を交えながら解説。IPR(インタープロキシマル・リダクション)やエシ移動による、負担の少ない方法での前歯調整の工夫を紹介しています。

アライナー枚数の管理
治療期間を長引かせず、2年以内に収めるために必要な枚数の目安や、予測実現性の向上を目指すための方法について学びます。モデレートパッケージやライトパッケージの効果的な利用方法も紹介され、より現実的で効率的な治療計画の立案を支援します。

最終調整とリカバリー
治療後の仕上げやリカバリーを段階的に行う重要性を説き、ファースト、セカンド、サードと段階的に計画を組み立てる方法を提案します。この段階的なアプローチによって、治療効果の持続性が高まると共に、患者が抱えるリスクも軽減されます。

動画の見どころ

新渡戸先生が、インビザライン治療に必要な知識と技術を実際のクリーンチェック画面を通して解説。詳細なデータや分析方法、患者の治療計画における実践的な視点が多く詰め込まれており、クリーンチェックの正確さを追求したい歯科医師にとって必見の内容です。

動画内容

公開クリンチェック:インビザライン治療の成功のカギ

新渡戸先生によるクリーンチェックの実践

インビザライン治療の成功には、治療開始から最終段階まで綿密な計画と分析が欠かせません。本動画では、新渡戸先生がインビザライン治療の公開クリンチェックを行い、治療の成功に向けた様々な観点を網羅しています。

オーバージェットとオーバーバイトの調整

クリンチェックの基本には、オーバージェット(上下の歯の前後差)やオーバーバイト(上下の歯の重なり具合)の調整が含まれます。治療初期のオーバージェットが7.1mmと過剰な場合、適正値である2~3mmに調整することが求められますが、過剰に調整して1mm未満に抑えると、早期接触が生じ、奥歯の噛み合わせに支障が出ることがあります。

ポイント:適正な範囲の維持
オーバージェットは2~3mmの範囲内が理想的。
オーバーバイトも同様に2~3mmが適正値であり、過剰な調整は逆効果の可能性が高いです。

リセッションリスクへの配慮

リセッション(歯肉退縮)を避けるため、前歯の動きを1mm以下に抑える工夫が重要です。インビザライン治療での失敗要因として、前歯の過剰な前進があり、これを防ぐためにIPRエシ移動の適切な活用が推奨されます。

IPRの活用:歯間に隙間を作り、前歯の移動量を抑えることでリセッションリスクを軽減します。
エシ移動のリスク:3mmを超えるエシ移動は、治療期間を長引かせるため避けるべきです。

アライナー枚数の管理と治療期間の短縮

アライナーの枚数は治療の予測実現性に直結します。治療期間が長すぎる場合、治療効果が低下しやすくなるため、2年以内に治療を完了することが推奨されます。例えば、治療の枚数が60枚であれば、週に1枚ずつ装着すると14ヶ月となり、2年以内の計画が可能です。

ライトパッケージとモデレートパッケージの活用:短期間での改善が見込まれる患者には、ライトパッケージ(26枚以内)が効果的です。
最大104枚以下の制限:これを超えると予測実現性が低くなるため、治療の完遂が難しくなる可能性があります。

ポイント:現実的な治療計画
治療期間とアライナー枚数の管理は、2年以内、もしくは最大104枚までに留めることが推奨されます。

治療工程の段階的な進行とリカバリー

治療をスムーズに進めるためには、ファースト、セカンド、サードの3段階に分けた計画が推奨されます。このアプローチによって、治療の効果を見ながら、適時リカバリーを行い、最終的な仕上げを確実に行うことができます。

ファーストステージ:歯列の基本的な調整、オーバーラップの改善。
セカンドステージ:噛み合わせの緊密化や上下の位置関係の調整。
サードステージ:仕上げと最終調整。

実際のクリーンチェック手順と結果予測

IPR(インタープロキシマル・リダクション)とエシ移動の調整
インビザラインのクリーンチェックを作成する際、IPRとエシ移動を活用して治療の進行を最適化します。IPRを適切に使用し、各歯の動きを必要最小限に抑えることが、長期的な成功につながります。

総括

新渡戸先生によるこの動画では、インビザライン治療の技術的な要素と計画の立て方が網羅されています。
リセッションリスクの回避治療期間の管理枚数制限など、治療効果を高めるための様々な視点が得られ、より質の高い治療を目指す歯科医師にとって実践的な知識を提供する内容です。

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