歯科経営視点のアライナー矯正

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講師
植田憲太郎
医療法人UDC
理事長総合治療ディレクター

講師紹介 植田憲太郎

  • 植田憲太郎
  • 医療法人UDC
  • 理事長総合治療ディレクター
  • 大阪市内の大手医療法人での勤務後、大阪府箕面市にうえだ歯科クリニックを開院 翌年医療法人化 その後、質が高く患者さんが選びやすい価格の自由診療と、デジタルデンティストリーを推進すべくCADCAM専門の歯科技工所と、自由診療専門院(大阪市内)を開設。 2020年からは院内で指導者となり得る若手の歯科医師を全国に育成すべく、コンサルタントとして複数の歯科医院内で様々なプロジェクトを進行中。診療内容としてはインプラントのトラブルを解決するインプラントリカバリーと、インビザライン治療の件数が多い。
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こんな方におすすめ

植田先生と山岡先生の対談企画として第1弾では「歯科経営視点のアライナー矯正」についてお話しをして頂きました。

アライナー矯正を取り入れることのメリットやデメリットを歯科経営視点でお伝えします。


多くのメリットがある反面、必ず発生するデメリットも含めて、地に足の着いた資料をもとに解説してくださいますのでご参考ください。
 

動画の紹介

●マウスピース矯正を取り入れている先生
●日々の診療で困っている事がある先生
●マウスピース矯正を取り入れるか悩んでいる先生

動画内容

今回はアライナー型矯正治療に関して、メリットとデメリットから立場の違う歯科経営者の植田先生と矯正歯科専門医の山岡のお二人でディスカッションをしていただきました。
山岡先生がご用意してくださったスライドをもとに、アライナー矯正の特性や導入するにあたって、改革を行う院内業務フローなどもお話ししていただいております。

お二人が語るビジネスモデルはすぐにでも導入できることばかりですので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。

 

山岡先生とは?

山岡先生はこの動画を収録時、36歳と植田先生とは同学年。
 

ご出身は宮城県仙台市で東北大学に進み研修医として勤務後、認定医の必要性を感じたとのことです。

そこから九州の長崎にある大学院に入学。認定医の資格を取得して現在はご自身で事業を立ち上げられ、インビザライン専門医として本格的に活動を開始。
 

現在は8件の歯科クリニックと契約してインビザライン専門医として臨床の幅を広げつつ知見を新人の歯科医師にレクチャーされているそうです。

 

その先で、植田先生がいらっしゃるUDCにて、出会うことになりました。

初見は植田先生を「どんなギラギラした歯科医師の方が来るのだろうか…」とドキドキしていたそうですよ(笑)

植田先生とは?

植田先生は収録時から6年前に大阪府にて本院を開業され、 そこから3年後に大阪市内に自費専門のクリニックを設立されました。

 

「インプラント治療が得意だったので、インプラント治療をメインに修復治療をたくさんやろうと思っていた」と植田先生。

 

しかしこのタイミングで、患者様からのインビザライン治療の要望が多くなり、今ではインプラント治療よりも8割がインビザライン治療が主体となったそうです。


この際に、専門医の方の知見をお借りしたいと山岡先生にアポイントを取り、ご一緒に働くようになったそうです。

2人のビジネスモデル

 

「山岡先生はフリーランスとして活動されているのですが、UDCの歯科医師に対して対等に接してくださるんです」と植田先生は話します。

 

スタッフの育成においては、積極的に指導をすると同時に仲良く目的のためにやっていこう、という姿勢があるのでとても良い関係で院内が回っているとのこと。

 

「アライナー矯正に限らないのですが、この教育面は植田先生の影響を受けているのですよ」と山岡先生は照れたように仰いました。

【歯科経営視点】アライナー矯正

今回の動画では、アライナー矯正における歯科医師や経営者側、認定医側のメリットとデメリットについて、山岡先生と植田先生がディスカッションという形でお話ししてくださっています。
 

ここではその内容を要約してお伝えできましたら幸いです。

アライナー矯正のメリット

①ワイヤー矯正より多くの患者様を診ることが可能

②ユニットの確保から1時間あたりの売り上げが2倍

 

ユニットの台数は歯科クリニックによりけりですが、1台におひとりの患者様に対してかかる診察の時間が格段に早くなるとのことです。

これは植田先生はもちろん、山岡先生も感じていらっしゃるようでした。

アライナー矯正のデメリット

①診療外勤務の時間が増加

②歯科医師や治療者の自分の時間が減少

 

これはデスクに向かってコンピューターを使いアライナー矯正における必要枚数や治療計画、資料の整理等を行う必要が出てくるためです。

ですから事実上、診察時間内では患者様1人に対する売上は上がりますが、見えないところで作業する時間を含むとプラスマイナスゼロ、もしくはマイナスに傾く恐れもあります。

アライナー矯正ができるスタッフの育成

アライナー矯正のデメリットは、前述した山岡先生と植田先生のビジネスモデルがあれば改善の余地があります。
 

アライナー矯正ができる歯科医師を育成することで、作業の分担化を図れれば1人にかかる負担は軽減するのです。
 

だからこそ、山岡先生は「植田先生のビジネスモデルはとても参考になるので、ぜひORTC様のユーザーさんも参考にされるといいと思います」と補足して下さいました。

【矯正専門医視点】アライナー矯正

矯正専門医である山岡先生の視点からアライナー矯正を見れば、まずインビザラインを導入していないクリニックや歯科医院はぜひ導入を検討するべきだと話しました。
 

と言いますのも、動画のスライドの中で詳しく説明されていますのでぜひご覧いただきたいのですが、アライナー矯正のニーズはコロナ禍を過ぎても上昇傾向にあるのです。

アライナー矯正のニーズ

インビザライン治療におけるニーズは、主に女性が5割以上の20代の方に多いそうです。

その次に高齢の方や10代以下の小児矯正と続きます。

植田先生は「インビザライン矯正こそ10代以下の早い段階で治療をすれば心身の負担少なく早く改善できるケースが多いので、ぜひこれからは自己投資を考えていって欲しい」と話しました。

まとめ

アライナー矯正について山岡先生と植田先生がディスカッションをした内容は以下の通りです。

 

・インビザライン矯正導入を検討する

・歯科医師の教育とチームの育成に力を入れる

・コロナ禍が明けて、患者様は自己投資に重点を置いている

・インビザラインはデジタルで完結するため熟練度は必要ない

 

ということでした。

 

いずれにせよ、経営面で見ても今後生き残る歯科医院やクリニックを目指すためには、アライナー矯正を一度検討してみるべきかもしれません。

和やかな雰囲気でお話されているので、ぜひ動画の視聴と合わせて知見を深めて頂けたら幸いです。

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