柴田式 デジタル歯科技工マスターシリーズ

デジタル技工について

視聴料金
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980 レンタルする
視聴可能
講師
柴田暁晴
しばた歯科・可児おとなこども矯正歯科 院長先生

講師紹介 柴田暁晴

こんな方におすすめ

デジタル技工の導入を考えている歯科医院の経営者: 院内でデジタル技工を内製化し、外注コストを削減したい方に向けて。

デジタル技術を駆使して歯科治療の精度を高めたいドクター: 3D技術を取り入れた治療でインプラントや矯正治療の成果を上げたい方。

機器の選定や導入の手順に迷っている技工士・ドクター: 各種デジタル機器の特徴や選び方に関する情報が欲しい方。

動画の紹介

この動画では、柴田暁晴先生がデジタル技工に関する基礎知識から具体的な導入事例までを詳しく解説しています。柴田先生の医院では、技工士を採用して院内技工を内製化し、デジタル機器の導入によって自院の治療品質を向上させ、経営効率を高めています

動画内容

この動画では、柴田暁晴先生デジタル技工に関する基礎知識から具体的な導入事例までを詳しく解説しています。柴田先生の医院では、技工士を採用して院内技工を内製化し、デジタル機器の導入によって自院の治療品質を向上させ、経営効率を高めています

デジタル技工と3D技術の歴史

動画の冒頭で、柴田先生は3Dプリンターの歴史について解説しています。3Dプリンターは、日本人のこだま秀夫氏が1980年に開発しましたが、特許を申請しなかったため、アメリカのチャック・ハリス氏が1987年に特許を取得し、3D技術の普及が始まりました。特に、チャック・ハリス氏が開発したSTL形式が一般に公開され、多くの企業がこの形式を採用したことで、デジタル技術の普及が進んだと述べています。

デジタル歯科技工の進化とセレックの歴史

柴田先生は、歯科におけるデジタル技工の進化についても詳しく説明しています。セレックが1970年に始まり、1987年には第1世代のセレックが完成。日本では1992年に初めてセレックが発売されました。その後、アテロやトリオスといった他メーカーの登場により、デジタル技工の精度が向上し、2013年には論文で石膏模型よりも航空内スキャナーのデータの正確性が高いことが証明されました。

デジタル技工のシステムとオープンソースの利点

デジタル技工のシステムについて、CTデータとiOSデータを組み合わせ、CADソフトでデザインし、ミリングや3Dプリンターで加工するプロセスを解説。特に、STL形式のデータはオープンソースとして広く利用されており、多くの機器と組み合わせて使用することができる利点があると説明しています。

デジタル機器の選定基準と価格の目安

デジタル技工を導入するにあたっての機材選定の基準についても詳細に説明があります。航空内スキャナー、CADソフト、ミリング機器、3Dプリンターなど、それぞれの価格帯や導入のポイントについて具体的に解説しています。特に、どのスキャナーを選んでも臨床的に十分な精度があるため、キャドインレに対応しているスキャナーであれば問題ないと述べています。

柴田先生のデジタル技工導入のきっかけとその経緯

柴田先生がデジタル技工を導入したきっかけについても語られています。2018年、インビザラインを導入するために、物づくり補助金を申請し、iTeroを導入。その後も補助金を活用して、ミリング機器や3Dプリンターを導入し、徐々に技工物の内製化を進めていきました

院内ネットワーク環境とデジタル機器の連携

動画の終盤では、デジタル機器を効果的に活用するためには、医院のネットワーク環境が重要であることが強調されています。柴田先生の医院では、ネットワークが不安定にならないように業者と連携して整備を進め、さらに高性能なパソコンを用意することで、業務の効率化を図っています。

デジタル技工の未来と展望

柴田先生は、今後もデジタル技工の導入が進むことで、さらなる治療の品質向上とコスト削減が見込まれると述べています。特に、オールオンX治療の内製化に取り組み、さらなる技術の進化を目指しているとのことです。

結論

この動画は、デジタル技工の歴史から最新の導入事例まで、幅広い内容をカバーしており、これからデジタル技工の導入を検討している歯科医師や経営者にとって非常に参考になる内容です。柴田先生の経験談を通じて、デジタル技工の効果的な活用方法や導入のポイントが具体的に理解できます。ぜひ、自院の導入計画に役立ててください。

教えて先生

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