こんな方におすすめ

●マウスピース矯正を取り入れようと思っている先生
●日々の診療で困っている事がある先生
●TCを導入するか迷っている先生

動画の紹介

この動画は2021年12月17日に行われました

「正しくTCを活用する方法」での講演映像になります。

 

自費率&患者さま満足度up! 正しく TC を活用する方法!

 

 代表理事?般社団法??本?科厚?協会のTCであり、歯科衛生士の鈴木誓子 先生より、「正しくTCを活用する方法」について講演をしていただきました。

 TCの導入と聞くと「難しそう」と感じられる方も大丈夫。 TCを導入することで、今医院で行なっていることが果たして患者さまの役に立っているのかを見つめ直し、

患者さまと私たちの距離をより縮め信頼関係を得ることができます。

 

このセミナーは、

 

??新たにマウスピース矯正や審美歯科などの自費治療を取り入れようと思っている先生

 ??日々の診療で困っている事がある先生

 ??TCを導入するか迷っている先生

 

にぜひ見ていただきたい内容となっております。

 

TCの役割とは」

TCはトリートメントコーディネーターの略です。 TCはまだ日本の歯科医院では馴染みのない言葉かもしれませんが、北米の歯科医療全体に大きな影響を与えている治療説明職です。

TCが在籍している歯科医院では、症例の受け入れが15%?20%増加しているという結果が出ています。

TCは主に、私たち歯科医師・歯科衛生士がついつい患者さまに対して専門用語でお話ししてしまう内容を、一般の方にもわかりやすい言葉に起き換え、患者さまにもわかりやすく、

歯科医療従事者との壁を感じさせないような治療説明を行う役割を担っています。

またTCは、治療計画を患者さまの生活に結びつけ、利点と欠点をお伝えした上で、患者さまが納得して治療を受けられるように説明します。

 

「現在の人員数で患者さま満足度を上げるために」

限られた人員数の中で私たちはどんな時間を省いているでしょうか。

確実な治療を時間内に終わらすために、患者さまとのお話しの時間を蔑ろ(ないがしろ)にはしていませんか?

 

歯科医療従事者からの説明があまりにも淡々としている、あるいは患者さまのお話を切り上げてしまうと、患者さまは「

自分の聞きたいことが聞けなかった」「あしらわれてしまった」などと不満に思って他の歯科医院に転院してしまう可能性も出てきます。

 

実際に、患者さまから教えていただいた不満は以下で紹介しております。

 

 

TCに限らず医療従事者には"説明"の義務がある」

 厚生労働省のガイドラインには以下のように、医療従事者には説明の義務があると記されております。

 

そのため、「この人は自費治療を希望されていなかったから」「お金を持っていなさそうだから」などと言って自費治療の説明をしないという判断をしてはいけません。

 私たちには、患者さまの口腔内にとって適切な治療方法は必ず説明し、患者さまの希望やお気持ちを尊重していく必要があります。

 

 「自費コンサルのポイント」

鈴木先生より、自費コンサルの際に大切なポイントをお話ししてくださいましたので以下でまとめました。

 

??「自費治療」がどれだけ素晴らしいかを語るのではなく、患者に問題意識を持たせてどのようにしたら解決できるか相互理解のもとで共に答えを導き出す。

??患者さまに自分の説明が「伝わっていない」ということを察する力を身につける。

??はじめは「相手の価値観」を中心に話を展開する。

??「あなたを助けたい」という気持ちがきちんと伝わる言葉のチョイスをすること。

??保険治療であれ、患者さまが治療をするという決断をしたことを評価すること。

 

 皆さまは普段、どれくらい意識をして患者さまとお話しできていますか?

 また、以下は患者さまが自費治療を受ける時に重視していることです。

 

 

 患者さまの気持ちを理解し、患者さまが気持ちよく治療が受けられるよう私たちも努力していかなければなりません。

 

「カウンセリングの大切さ」

 カウンセリングは中間カウンセリングと、ファイナルカウンセリングを行うことで患者さまが安心して治療を終えられると言われております。

中間カウンセリングの目的はこちらです。

 

 

ファイナルカウンセリングの目的はこちらです。

 

 

 患者さまが途中で治療を中断することがないよう、しっかりと患者さまのお気持ちに寄り添いながらカウンセリングを行いましょう。

 また、こちらの動画では鈴木先生からTCを活用するメリットについて詳しく解説をいただいております。

 

  https://ortc.jp/detail_movie.php?id=190

合わせてご覧ください。

 

まとめ

TCは患者さまと私たちを繋ぐ架け橋のような存在であり、全力で患者さまをフォローします。 皆さんの歯科医院にもぜひ導入していただきたく思います。

 

??この記事は歯科衛生士・医療ライター 西山 によって執筆しています。

ORTC歯科ライター

歯科衛生士・医療ライター 西山

 

 

 

<プロフィール>

歯科衛生士2年目 児童発達支援士

小児歯科専門歯科医院で勤務しながら、歯科医院のSNS運用、歯科記事ライターとして活動中。

発達障害児や保護者に対する支援活動を行っている。

 

 

 

動画内容

TC導入」と聞くと「むずかしそう」とか「売上主義」などネガティブな言葉がでてくることが

 

多いのですが、実際の現場では感謝の言葉が飛び交うような成果がほとんどです。

 

今、医院でやっていることが本当に患者のためになっているのか。

 

本当に患者は心から満足しているのか。

 

患者の立場になって徹底的に寄り添い、求められることに応えていくと必ずそこにTCの必要性がでてくるのです。

 

今回はこれからの歯科医院にTCがどのような成果をもたらしてくれるのか?

 

また、そのためには今どのような仕組みづくりや勉強をしなければならないのか?など事例を交えてお伝えします!

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