こんな方におすすめ

●予防歯科にシフトしている先生
●これから予防を中心とした歯科治療を検討している先生
●患者さんへさらに良いご提案ができる様情報収集している先生

動画の紹介

患者さんが実際何を求めているのか、歯科クリニックが患者さんへ何を提供するのか。新しい時代にアジャストしていくために、今回は新たなシステムのご紹介となっております。
同時に、安全性を追求した予防治療の第一線になりうるCAPシステムについて、三木先生より歯科業界全体で抱えている問題から具体的な解決策をご紹介いただきました。

患者さんへさらに良い治療を提供したいと考えている先生には必見のコンテンツです。

動画内容

現代の日本で、患者さんが実際何を求めているのか。
歯科クリニックは患者さんへ何を提供するのか。

今回は国際特許を取得しているCAPシステムのご紹介を歯科医師である三木先生がしてくださいますを患者さんの立場に立って治療を考えた時、どうすることが歯科クリニックにあると良いのかを具体的に解説してくださいます。

歯科医師三木先生について

これまでの三木先生の略歴は以下の通りです。

平成16年 東京歯科大学を卒業
平成19年 神保町で駿河大レンタルオフィスを開業

三木先生は歯科医師として、現在はお茶の水で開業して勤務されています。
また、日本スウェーデン歯科学会の理事、アライナー調整の取締役をされているとのことです。

そのご活躍の中で、三木先生はフッ素によるデメリット問題を解決するキャップシステムと予防に関するセミナーの講師もされています。
平成28年には医療法人社団プレシャスファンを設立。
同時に東京歯科大学の衛生学講座に専攻生として入学されました。

歯科という学問が好きで、バリバリの臨床派です。 臨床をする中で、ピンポイントで必要な研究を東京歯科大学にて学んでいます」と三木先生。

三木先生が近年の歯科業界に感じること

「15年前までは私たちが、今当たり前のように1人1台必ずと言っていいほど持っているスマートフォン。かつては考えられない時代でした」と三木先生。

スマートフォンで情報を得る時代になったことで、社会は変わったと言えるでしょう。 
その中で、三木先生自身も開業し臨床の場で活躍している歯科界もまた、時代に合わせてアジャストしていけないと感じるとのこと。

歯科業界が現代の流れに追いついていない

三木先生は4世帯歯科医師という家計で育ったそうです。
その中で祖父母の世代から両親の世代に渡るにつれて、昔ならではの習わしが根強く残っていることを実感しました。

歯科業界も 社会にアジャストしていく必要があるということを痛感しました。そのことを教えてくれたのは誰でもない、患者さんなのです」と三木先生は話しました。 

これまでの時代は、“傷んだ歯を抜いてほしい”という患者さんが長蛇の列を作っていました。それが徐々に抜歯をし、失った歯の代わりに義歯を入れる時代になっています。
そして2023年の現代では、“虫歯にさせない”“歯周病にさせない”という、いわゆる病を予防する時代となっているとのこと。

「この根拠として、実際に患者さんから質問が寄せられるのです。私のクリニックや、現在扱っているSNS媒体にも質問が寄せられています」と三木先生。 

三木先生はご縁があってtiktokやyoutubeを設立され運営していらっしゃいます。この媒体によって、国民が何を求めてるのか、リアルな声を初めて知ることができたとのこと。

「国民が歯科クリニックに求めていることは、インプラント治療ではないのです」と三木先生は断言し、続けて「皆さん歯科クリニックが怖いからこそ行きたくないことが本音なのです」と話されました。 

歯科業界に求められているのは治療ではなく予防治療

国民に歯科クリニックが現在求められていることは、予防治療です。
歯科クリニックの役割とは虫歯と歯周病から歯を助ける、またはその治療するということではありません。

国民は歯科治療の1つでもある歯を削ったり抜歯したりすることは望んではいないんです。今ある歯を大切に一緒に守ってくれる歯科医院が求められているのです」と三木先生。

ですが残念なことに、現代の日本の医療制度では“予防の治療”は保険が利きません。
多くが治療をするためにしか適応されていないのです。

三木先生「自分の歯を守る発信をしてほしい」と患者から教えてもらった

「三木先生の歯に対する熱い思いをSNS媒体を使って発信されたらいかがですか?」

歯科の重要性。
それは病気にならないためにするオーラルケアだと三木先生は力説しました。
その言葉に、上記の言葉を患者さんからかけてもらったそうです。 

youtubeのチャンネル登録数は6万人弱(講義実施時点)。同時にtiktokの運用もされているとのことでした。
三木先生が投稿しているものは、youtubeのショート動画とのこと。

「国民の1番の悩みに関する質問を受け、1分程度でお答えするシンプルな動画です」と三木先生は仰いました。

三木先生「安心」「安全」「歯質の強化」

病にならない予防というところでいくと、フッ素の塗布がまず浮かぶことでしょう。
しかしこの予防治療はどうしても自由診療になってしまいます。

「国民の声を聞いていても、一母親としても 自由診療のハードルは高く感じるかもしれません。ですがその価値がご理解いただければ、必ず求められる方が増えると予想しています。」と三木先生は話しました。

ここでご紹介したいのは、三木先生の本日の講義のテーマである『CAPシステム』です。

心かつ安全で、歯質を強化するのに優れたシステムです」と三木先生は仰いました。

歯科予防に開発『CAPシステム』

『CAPシステム』とは、国際特許を受けた鶴見大学に在籍される三木先生の恩師の三宅先生とともに開発したシステムなのだそうです。

従来のフッ素塗布と違うこと

フッ素塗布のやり方はご存じの通り、PMTCをして高濃度フッ素を塗布し、30分間うがいを禁止する。この方法が通常行われるフッ素塗布です。 

ところが、平成30年に発行された日本歯科新聞の記事では、フッ素が知的発達に影響を起こす可能性が提示されました。
この報告があるが故に、「フッ素って大丈夫なの…?」というように感じる親御さんが多いようです。

ここで三木先生が解説して下さる『CAPシステム』とはどんなものか。
まとめると以下のような内容です。

①10分もかからない
②歯の硬化

歯の硬化によって、フッ素を塗って30分放置させたフッ素よりも、たった10分もかからない『CAPシステム』の方が、より高い硬さを得たという実験結果があります
この点はぜひ動画を視聴しご自身の目で確認してみてください。 

【まとめ】キャップシステムは時間短縮かつ体にも無害

通常のフッ素と違い、『CAPシステム』の方が体に良いと言われた理由をまとめてみますと、以下のようになります。
『CAPシステム』の特徴と重なりますが、なにより人体に無害であって、本来のフッ素塗布よりも短時間でより効果が得られるということです。

「効果を最大限に出して、安全性を高めることが必要とされています」と三木先生。

一母親としても安全性と予防医療に力を入れている三木先生のお話はいかがだったでしょうか。
リアルな患者さんの声に耳を傾けることの重要性や安全かつ短時間で予防治療ができることの経営面からみた生産性をみても、ぜひ導入できる部分は生かしていただきたいと感じています。

『CAPシステム』に関しては、動画内で分かりやすく解説して下さっているので、ぜひ視覚から情報を得るとインプットの速さが違いますのでご参考くださいね。

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担当講師

三木尚子

三木尚子 先生

理事長
医療法人社団プレシャスワン

一人でも多くの方にご自身の歯を好きになってもらうことで「自らの歯を守り、死ぬまでご自身の歯でお食事ができる」、さらに「多くの全身疾患からも、ご自身の体を守ることができる」を信念として、オーラルケアを通じて人々を幸せと健康に導くことを目標に活動中。オーラルケアグッズの開発も手掛け、「奇跡の歯磨きメソッド」を提唱。

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