1時間で基本マスタークリンチェックコース

1時間で基本マスタークリンチェックコース1

無料で視聴する
視聴可能
講師
新渡戸康希
医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科
院長

こんな方におすすめ

クリンチェック作成における新渡戸式の考え方の説明と、どこからクリンチェックに手を付けていくのかを解説します。
 3Dコントロール画面の使い方の解説も行っていますので、ご参考ください。

動画の紹介

・クリンチェック作成の基礎を学びたい先生 

・インビザラインを導入して間もない先生 

・さらにインビザラインの治療技術を高めたい先生

動画内容

「インビザラインに必要なクリンチェックのやり方がわからない…」

 

そんな悩みをお持ちの歯科医師の方は多いのではないでしょうか。

 

現状では自身で対応できないことから、外注することがあるとも聞きます。

インビザラインを外注で依頼すると1件の依頼で10万円前後するので、ゆくゆくは自身でできると理想的ですよね。

 

今回は新渡戸先生をお招きして、

 

・インビザラインのに必要なソフト基本の操作

・ソフトについて

 

この2点に注目して楽しくシンプルにやる方法を、症例を通してお話しいただきました。

新渡戸先生のセミナーが評判となり、急遽決定したクリンチェックをマスターするためのコンテンツです。

 

クリンチェックでお悩みの方はぜひご覧ください。

 

インビザラインに必要になるクリンチェック

 

 

症例自体はよくあるものですが、クリンチェックの操作はどんな症例であっても同じです。

 

クリンチェックのソフトではインビザラインの構築を19枚しています。

通常は初期段階では1枚になります。

 

編集から枚数を増やしたり減らしたりできるので、まずは触ってみてくださいね。

 

難しいと考える歯科医師は多い

 

インビザラインに必要なこの工程。

理解し自分で操作できるようになるために多くの歯科医師はセミナーに参加されるかと思います。

 

先生もご参加されたそうですが「初歩として知りたい情報はセミナーに行っても手に入らない」と仰っております。

 

・セファロ分析

・アングルの分類

・顎関節の位置

 

などのような点が重要なことは、歯科医師の方なら言われなくてもわかることでしょう。

 

この動画の中で先生は「何事もシンプルに考えて、そして楽しみながらやる」ことをお伝えしています。

 

基本が理解できれば、あとは歯科医師の先生方がお持ちの知見を合わせれば対応していけます。

 

症例をもとに実演しながら解説

 

 

症例は至ってよくあるものです。

ここでは

 

①下顎に叢生があるのでほどいていく

②上顎が舌側にあるので側方拡大を加える

③右上の1番を口蓋側へ移動

④右側小臼歯の傾斜を修正

 

という提案がされています。

圧下を加え、傾斜を直していくシンプルな症例です。

 

このような一般的な症例でなく、難しい症例であっても、繰り返しますがやることは同じです。

 

1個1個の動きを見ていくこと。

 

この点が重要になります。

言ってしまえば、この点が理解できればクリンチェックはすぐにできるようになるのです。

 

あくまで楽しく簡単に!操作法と用語

 

 

クリンチェックを行うこのような画面を『3Dコントロール画面』と呼びます。

これは共通用語ですのでぜひ覚えておいてください。

 

以下ではクリンチェックの際の基本になる挺出圧下についてお話をします。 

 

クリンチェックの着眼点

歯科医師の方からしたら基本的なことだと思います。

だからこそ当たり前だと思われるかもしれないのですが、あえて復習がてら振り返ってみてくださると嬉しいです。

 

・挺出:歯間方向に力を加えて、歯を引っ張り出す

・圧下:歯根方向に力を加えて、歯を定位にする

 

 

クリンチェックの際には、この挺出と圧下に着目しつつ他の項目を見ていきます。

 

例えば、歯を頬側舌側に動かしたいとき。

歯を引っ込めたい時は舌側に動かしますよね。

その逆で、歯が引っ込んでいる場合には 頬側に出します。

 

また1本ずつ歯を整えていくと移動の近心かつ遠心が必要です。

インビザラインとは、遠心移動が主体になります。

 

遠心移動は、ワイヤー矯正ではできません。

だからこそ、遠心移動が可能なインビザラインだからこそ非抜歯矯正が増えたということなのです。

 

挺出と圧下の操作方法と用語について

 

ここでは右上1番に着目していきます。

windowsであれば、左クリックをしていただいて、

右上1番にカーソルを合わせます。

 

「I」と表示されているのは、緑の方向に伸ばせば圧下、青の方向に伸ばせば挺出しているという意味です。

この症例でいえば、0.7ミリ圧下されてる状態になります。

 

ボタンを使って希望数値にするのも良いのですが、図の中で矢印をざっくりと動かし、微調整する方が素早く作業を進めることができます。

 

では、元の位置はどこか?と考えたとき、元の位置は0の数字にカーソルを戻した箇所です。

 

ですが基本的には、クリンチェックの際、ソフト製作者のエンジニアが提案してくれる数値を参考にするとわかりやすいかと思います。

 

ここでさらに歯科医師の方が実際に1つずつ調整することによって、外観と機能性はよりよくなります。

ぜひ一度操作をして、少しずつ慣れていけると良いでしょう。

 

今回は1時間で覚えて実践できる基本的なクリンチェック方法をお話しいただきました。

動画を見た方がわかりやすいかと思うので、ぜひ気になった方はチェックしましょう。

 

引き続き、新渡戸先生の解説動画がございます。

ぜひご覧ください。

 

新渡戸康希先生について

「池袋の歯医者さん みんなの矯正歯科・こども歯科クリニック」院長。

歯科医師が1名ですべての患者さまを、院長・新渡戸 康希が責任をもって診察されています。

 

経歴

 

2010年
岩手医科大学歯学部 卒業
2016年
千葉に歯科医院を開院
2019年
東銀座・築地にマウスピース型矯正装置(インビザライン)に特化した医院を開院
2019年
医療法人社団杏壬会を設立。理事長就任
2022年
池袋に統合移転。「池袋の歯医者さん みんなの矯正歯科・こども歯科クリニック」を開院

資格

2018年
インビザラインプラチナステータス
2019年
インビザラインプラチナエリートステータス
2020年
インビザラインプラチナエリートステータス
2020年
インビザラインダイヤモンドステータス
2021年
インビザラインダイヤモンドステータス
2022年
インビザラインダイヤモンドステータス

東京矯正歯科学会
OTA CAN-ORTHOインビザライン担当講師
ORTC インビザライン担当講師

参考元: https://www.ikebukuro-minnano.com/staff/

 

 

担当講師

新渡戸康希

新渡戸康希 先生

院長
医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科

ORTC onlineでは「絶対に失敗しないマウスピース矯正33のこと」を始め動画コンテンツで自身の経験を多くの先生方に共有。インビザラインが日本で導入されて以降、数々のセミナーや勉強会を開催し多くの先生方の学びを後押し。インビザライン治療における、予測実現性を高めるクリンチェック作成を日々追求され、治療技術だけに留まらず、集患・院内体制・経営思考なども伝えることで、これからの歯科医院の在り方についてもアドバイスを行っている。

教えて先生

視聴者レビュー

この講師の最新動画

動画カテゴリ一覧