こんな方におすすめ
下顎の前歯部に叢生がある場合 トップクラスに多い主訴 失敗しないための3か条 歯牙移動制限
新渡戸康希先生のマウスピース矯正シリーズ!
歯科医師の先生方は誰しも治療の失敗を避けたいところですよね。
この動画では、新渡戸歯科医師により下顎の前歯部に叢生がある場合の失敗しないための3か条について、元々一般歯科医である新渡戸先生が経験してきた失敗をもとに、これさえ守れば失敗しない内容をまとめました。
これがすべてできれば先生のスキルが上がる事間違いなし!!
是非ご視聴ください!
動画の紹介
●マウスピース矯正を始められる先生
●マウスピース矯正で不安や悩みがある先生
●マウスピース矯正関連でクレームなどに悩みを抱えている先生
動画内容
下顎前歯の叢生治療は歯科医院では一番多い治療ではないでしょうか。
一番多いからこそ、定番の治療を完ぺきにこなせるよう、ポイントとコツ、注意点を新渡戸先生がこの企画で解説くださいました。
ぜひご参考にしてください!
下顎前歯の叢生への対応
下顎前歯の叢生治療において重要とされるのは2つあることを新渡戸先生が提示されました。
内容は以下のとおりになります。
・患者の主訴を考慮する
・患者が女性の場合に注意すべきポイント
以下で詳しく解説していきます。
患者の主訴を考慮する
マウスピース矯正を行う際、患者の主訴を十分に考慮することが重要です。
特に女性の場合、「下の歯がガタガタしている」ことを気にされる方が多く、これは新渡戸先生も感じているトップクラスの主訴の1つです。
下顎前歯の叢生を改善することは、患者満足度を高めるために不可欠なんですね。
患者が女性の場合に注意すべきポイント
しかし、下顎前歯の叢生を改善する際には、いくつかの注意点があります。
特に女性の場合、治療が難しくなる傾向があります。
その江尾雄として次の点が挙げられます。
①歯が抜け落ちる、脱落などの症状を起こす可能性があるため、 歯を1mmでも唇側に移動させない
②歯の脱落リスクがあるため、レベリングの際、圧下に注意
男女関係なく、なかには知覚過敏で少しの刺激に痛みを感じる患者様もいるので、この点も留意する必要があります。
新渡戸先生の3ヶ条
下顎前歯の叢生を絶対に失敗させないために、新渡戸先生は以下の3ヶ条を提唱しています。
1. 1mmすら前方に移動させないようにする
2. IPRはしっかり入れておく
3. 1本抜歯を考える
これらの条件を守ることで、下顎前歯の叢生治療を成功に導くことができます。
クリンチェックが苦手な先生へのアドバイス
クリンチェックがうまくできない先生も、以下の方法で対応できます。
3Dコントロール画面にて 歯牙移動制限にチェックを入れる方法です。
このように移動させたくない歯を指定することで、適切な治療計画を立てることができます。
新渡戸先生の3ヶ条に則り、歯牙移動制限を活用することで、クリンチェックが苦手な先生でも、下顎前歯の叢生治療を成功させることができますよ!
是非この方法をご参考にされてくださいね。
新渡戸先生のこの動画『絶対に失敗しないマウスピースの矯正33のこと』シリーズはまだまだ続きます。
ぜひORTC限定の新渡戸歯科医師特別講義を引き続きご覧ください!
ORTConlineでは日頃の診療で他の人には聞けない悩みを解決するため、様々なテーマを取り扱っています。
1本15分程度で構成しているので、ぜひ隙間時間にスキルアップしてみませんか?
ここまでお読みくださりありがとうございました。
動画の方も是非ご視聴ください!
編集・執筆
歯科専門ライター 萩原 すう