講師紹介 池上 和臣
- 池上 和臣
- OMI.LLC
- 代表
- WEB/映像 制作会社
- プロフィールページ
✔︎開業分院展開を決めるタイミングの先生
✔︎開業時にブランディングが手薄だった方
✔︎他院との差別化や狙った集患にお悩み方
✔︎勤怠管理をデジタル化したい方
✔︎患者予約管理を簡素化したい方
OMI.LLCとは
OMI.LLCは、ウェブと映像でビジネスをブランディングする制作会社です。
特に歯科業界に強みを持ち、クリニックの臨床と経営の品質向上に貢献することをミッションとしています。
OMI.LLCは歯科用CTやインプラント治療などの業界経験を活かし、ウェブブランディングやマーケティング、歯科材料販売などをワンストップで提供することに力を入れています。
OMI.LLCは、日本歯科医師会が発表した「2040年を見据えた歯科ビジョン」に沿って、新しいアプリの開発を進めています。
このビジョンでは、パーソナルヘルスレコード(PHR)の重要性が強調されており、患者自身が医療情報を管理し、アクセスできる状態にすることが求められています。
これを実現するため、OMI.LLCは『あぷりつくーるクリニック』を開発しました。
OMI.LLCが実施した「歯科医院を利用する際の条件」アンケート結果によると、患者が歯科医院を選ぶ際に重視する条件は以下の通りです:
1. 立地
2. 口コミや知人の評価・紹介
3. スタッフの対応の良さ
4. 医師の専門性と実績
5. 保有資格
6. クリニックの新しさやおしゃれさ
7. クレジットカードやQR決済対応
8. ウェブ予約やアプリの有無
9. 医師の理念やポリシー
これらの条件下で一番優勢なのはやはり立地と医師の実績などのようです。ですが冷静に分析するとこの条件は歯科医院にあって当たり前のものになります。
だからこそ、その他の条件項目で差別化を図っていく必要が出てくるのです。
またOMI.LLCでは、このほかにも真逆の「歯科医院を利用しない条件」のデータもお持ちとのこと。
こちらは、動画末までご覧になり、アンケートにお答えいただくことで手に入るのでぜひご協力くださいね。
あぷりつくーるクリニックは、歯科医院向けのアプリジェネレーターです。このアプリは、患者と医院のコミュニケーションを円滑にし、医療情報の管理を容易にします。
以下で操作方法・予約・キャンセルなどの紹介を簡単に解説しますのでご参考ください。
操作方法は以下のとおりです。
動画内では実際に画面上で操作しながら、歯科医院側の操作画面と患者様側の操作画面を交互に映し解説しています。
患者様はアプリつくーるクリニックを使って、アプリ上で希望の日時と担当医を選択し、予約を行うことが可能です。予約確定後は、トップ画面にカードが表示され、リマインダーやプッシュ通知が自動的に設定されます。
予約日の2日前までは患者自身でキャンセルが可能です。ですが前日以降のキャンセルは電話での連絡が必要となります。この点はホットペーパーなどと同様の仕組みになっているのでさほど使いにくさや覚えにくさは感じないでしょう。
患者様は自身の来院履歴を手元のスマートフォンで確認でき、診察記録などの忘れないよう覚えておきたい内容のメモを残すこともできます。
これにより、治療の進捗や医師からのアドバイスを記録することができます。
患者ごとにアルバムを作成し、治療前後のCT写真や説明資料を共有することが可能です。
これまでは、歯科医院に行かないと見ることができなかった映像情報を、患者様はいつでも確認することができます。
歯科医院からのお知らせ(休業日や歯科学会の研修日の予定など)を個別または全体に向けて送信し、患者様に連絡することが可能です。
休診日の案内日に限らず、重要な情報を効率的に伝達できます。
患者は来院時に歯科医院の受付窓口に設置しておいたQRコードを読み取ることでチェックインできます。
これにより、医療事務のスタッフの作業時間はもちろん、受付での待ち時間も短縮できるでしょう。
あぷりつくーるクリニックに期待できるメリットは以下のとおりです。
1. 情報やアプリをシェアできる
2. 歯科医院を選ぶ条件の改善
詳しくは以下で解説します。
今後、このアプリでは患者様同士でアプリを共有できる機能が実装される予定です。これにより、口コミによる歯科医院側としては新規患者獲得の可能性が高まります。
この際ポジティブな情報が共有されていけば、前述した患者様アンケートの条件をプラスに持っていくことも可能です。
また無料で使える(一部例外あり)ので、取り入れやすいのは導入費検討の際プラスになるでしょう。
アプリの導入により、患者が重視する「ウェブ予約やアプリの有無」という条件を満たすことができます。
また、アプリを通じた効果的なコミュニケーションにより、「スタッフの対応の良さ」や「医師の専門性と実績」をアピールすることも可能になり、患者様との関係構築に一役買ってくれるでしょう。
さらに、アプリ内でのアルバム機能や情報共有により、「医師の理念やポリシー」を患者に伝えやすくなります。クレジットカードやQR決済との連携も可能になれば、より多くの患者ニーズに応えることが期待できるはずです。
あぷりつくーるクリニックは、歯科医院と患者を繋ぐ新しいツールとして、今後ますます重要な役割を果たすことが期待されます。
患者の利便性を高めるだけでなく、歯科医院の経営改善にも貢献する可能性を秘めています。
今回、最後まで動画をご視聴いただきアンケートにお答えいただけると、①個人相談②患者様が歯科医院に求めている情報データの共有をしてくださるそうです!
ぜひご興味のある方は積極的にアンケートのご記載をお願いします。
池上講師にご質問のある方も同様にぜひご連絡お待ちしております!
ORTConlineでは日頃の診療で他の人には聞けない悩みを解決するため、様々なテーマを取り扱っています。
基本は1本15分程度で構成しているので、ぜひ隙間時間にスキルアップしてみませんか?
ここまでお読みくださりありがとうございました!
編集・執筆
患者自らが医療情報を管理する社会の実現に向けて
私たちは、患者が自身の医療情報を管理し、いつでもアクセスできるパーソナルヘルスレコード(PHR)を普及させることで、医療業界全体に革新をもたらすことを目指しています。
日本歯科医師会の2040年を見据えた歯科ビジョン(P.44,55-56)でも、「医療データの標準化と生涯にわたる保存、健康・医療情報を自ら管理するPHRの活用が重要となる」と明記されていますよね。
PHRの実現は歯科のICT・DX化です。
それは令和の歯科業界において、予防、かかりつけ、地域医療資源連携などを実現するために、非常に重要な要素であることを示しています。
現代社会では、学会主導のもと、DX化の推進や定期的な検診率の向上が方針として掲げられ、多くのクリニックがかかりつけ強化・診療所をはじめとした地域格差の是正・予防医療の啓蒙に取り組んでいます。
しかしながら、医療機関においては、医療行為以外の事務的な業務(集患、受付、リコール、自費治療カウンセリング、物販など)に多くの時間が割かれているのが現状です。
よって臨床現場では医師やスタッフが本来行うべき医療行為に十分な時間を確保できない現実があります。
特に訪問診療を行っているクリニックでは、高齢者施設、ケアマネージャー、ご家族など多くの関係者が関わり、書類の手配だけでも多くの時間を要しています。
このような状況を改善するために、私たちは「あぷりつくーるクリニック」という無料アプリを開発されました。
このアプリは以下の機能は以下のとおりです。
・関係者への書類データの一括共有(文書提供)
・受診予約とチェックイン(診察券)
・メモ機能
・プッシュ通知リマインド(キャンセル防止)
・スタッフ登録と勤怠管理
・患者紹介機能
これにより、患者が自身の医療情報に簡単にアクセスできるだけでなく、通院のハードルを低くし、受診率の向上を実現できるでしょう。
また、アプリを通じてクリニックと患者の繋がりを強化することで、患者のロイヤリティ向上と日本人全体のQOL(生活の質)の向上に貢献することを目指しています。