講師紹介 鈴木貴規

- 鈴木貴規
- ニューヨーク大学歯学部歯周インプラント科臨床准教授
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インプラント
GBRの適応判断と骨補填材|欠損形態と4種類の材料特性を臨床で整理
わずかな骨露出ならGBRを省略できるのか、骨補填材は何を基準に選ぶのか。本編では、欠損形態と長期的な輪郭維持を軸に、GBRの適応と材料特性を整理します。
講師はインプラント周囲の小さな骨欠損を扱った比較研究を示し、何もしない場合とGBRを行う場合の違いを説明します。自然治癒が起こる場面がある一方、薄い頬側骨や外側性欠損では将来の輪郭を考えた対応が必要です。
材料は自家骨、同種骨、異種骨、合成骨の4つに整理されます。どれが常に優れるかではなく、吸収の程度、硬さ、血管や細胞の入りやすさ、使用部位を組み合わせて考えます。
この記事で整理すること
講演では、インプラント頬側の露出に対してGBRを行う群と行わない群を比較した研究が紹介されます。自然に骨が増える例もありますが、すべての欠損で同じ結果になるわけではありません。
薄い頬側骨は吸収しやすく、補綴周囲のカウンターや清掃性へ影響する可能性があります。露出量だけでなく、欠損の壁数、頬側骨の厚み、最終補綴の形態を一緒に評価します。
自家骨は患者自身から採取し、同種骨はヒト由来、異種骨は動物由来、合成骨は人工材料です。名称だけで優劣を決めず、骨へ置き換わる速度と、体積を保つ性質の違いを理解します。
講師はサイナスの組織像を例に、自家骨や同種骨はリモデリングで置き換わり、異種骨や一部の合成骨は長く残る違いを示します。使用部位と目的によって、望ましい残り方は変わります。
講演では、Bio-Ossが長期間残存した組織像と、同種骨が大きく吸収した症例が示されます。材料が残ること自体を良し悪しで判断するのではなく、インプラント周囲の硬さや軟組織輪郭を保つ目的と照らし合わせます。
骨隆起や歯根など、採取しやすく見える組織をそのまま骨造成へ利用する考え方にも注意が示されます。血管の入りやすさ、感染リスク、裏付けとなる臨床データを確認する姿勢が必要です。
ここが実践ポイント
ORTC PRIME会員対象動画
GBRの可能性と必要性 基本編|適応判断と骨補填材

この動画で学べること:小さな骨欠損でのGBR判断と、4種類の骨補填材を吸収・置換・輪郭維持の観点から比較できます。
おすすめ:骨補填材の選択根拠を整理したい歯科医師、GBRの適応判断に迷う先生におすすめです。
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小さな骨欠損でGBRを行う判断から、自家骨・同種骨・異種骨・合成骨という4種類の骨補填材の特徴までを整理します。吸収、ボリューム維持、周囲組織への影響を講演中の論文と症例から学びます。
