【インビザラインクリンチェック/矯正症例】処方書提出で業務効率化 PART1

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講師
宮島悠旗
宮島悠旗ブライトオーソドンティクス
代表 矯正医

こんな方におすすめ

インビザライン治療を実施する上で、クリンチェックの操作の向上は、治療の精度を高めるために必須のスキルです。

今回のセミナーは、その中でも意外と設定されていない処方書の出し方についてフォーカスした内容となっています。

実は多くの症例を行う先生は皆さんこの部分をしっかり技術者へ伝えることで、クリンチェックの操作量が大幅に変化するのです。

また、先生が行いたい治療を実現するためにも処方書についてマスターすることで、実現できる治療方針が格段にレベルアップできますので必見のセミナーです。

今回お話しいただくのは、フライトDrとして活躍される宮島悠旗先生。全国の先生方へのインビザラインの指導や講師活動を行う中お時間をいただくこととなりました。

 

このセミナー終了後には、宮島先生主宰のオンラインサロン(スタディグループ)https://ortc.jp/news_detail.php?id=6 も始まりますので、

日本矯正歯科学会の認定医を受けている宮島先生流のインビザライン治療を行いたい先生はチェックください。

動画の紹介

・これからインプラント治療を始められる先生

・最新の情報をえらい先生

・基礎について今一度学びたい先生

 

 

 

動画内容

 

「インビザライン治療の精度を高めるクリンチェックテクニック 処方書提出で業務効率化」

 

今回の動画では、マルチブラケット治療とインビザライン治療において非常に重要であるクリンチェックについて宮島悠旗先生にお話ししていただきます。

宮島悠旗先生のご紹介

 

宮島悠旗先生は、名古屋出身で愛知学院大学歯学部を卒業されたのち、東京歯科大学で研修され、東北大学歯学部矯正歯科で歯学博士と日本矯正歯科学会認定医の資格を取得しました。助教授として就任した後、フリーランスの矯正歯科医として独立、現在は日本矯正歯科学会認定医であり、かつインビザラインダイアモンドのプロバイダーの資格取得者として、歯科医を対象に講演をするなど多岐にわたってご活躍されています。

 

インビザライン治療とマルチブラケット治療

 

矯正治療は診断が結果の8割

インビザライン治療は、矯正治療の一環だということを忘れてはいけません。

その上でインビザライン治療とマルチブラケット治療は、重ね合わせて考えていく必要があるのです。

矯正治療において診断は非常に重要で、初診時のセファロ分析だけでなく治療経過のモニタリング診断も含まれますが、診断を誤ってしまうと矯正は成功しません。インビザライン治療において、矯正認定医をお持ちの先生はマルチブラケット治療であれば、どのように歯が動いていくのかをイメージしながら診断、判断を行なっていくことが確実な成功の秘訣だといえます。また認定医をお持ちで無い方でもそのあたりを想像しながら治療に当たっていただいたり、またできるなら、認定医と繋がりを持っていただくとより良いかと思います。

 

診断が正しければ、時間はかかってもゴールに辿り着ける

診断が正しくできていれば、時間がかかっても矯正を成功させることができます。

つまり、アタッチメントをつけるのが上手だったり、ワイヤーベンディングがうまくできるなど器用さがあったとしても、診断が間違っていれば治療は成功しないということなのです。

今回のタイトルにある「処方書提出で業務効率化」の「処方書」も、矯正治療の基本が分かっていないと提出できないという確信をついたテーマになっています。

 

インビザライン治療を正しく使えば、マルチブラケット治療よりも非抜歯で治療できる範囲が広い

インビザライン治療を正しく使えば、マルチブラケット治療よりも外科的矯正治療を適応せずに、カモフラージュ治療で咬合を改善できる範囲が広い

インビザライン治療を正しく使えば、アンカースクリューを適応せずに咬合を改善できる範囲が広い

これらはインビザライン治療が、マルチブラケット治療よりも優れている点です。マルチブラケット治療とインビザライン治療、どちらも数多くの症例を経験してきた上で感じた利点になります。

 

インビザライン治療でやってはいけない失敗例

 

①抜歯/非抜歯や抜歯部位の診断ミスで治らない

これが一番重要で、この診断を見誤らないことが大切です。

 

②歯根露出、歯肉退縮

インビザラインの風評被害でよく指摘される点ですが、先生は否定されています。治療計画で最終的な歯根の位置を歯槽骨の中に納めるような歯の動かし方をすれば、むしろマルチブラケット治療より、歯根露出や歯肉退縮は起こりにくいといえます。

ただし、治療計画をきちんと立てず、インビザライン社から送られてきたアライナーをそのまま承認していると、歯根露出、歯肉退縮が起こる可能性があることは指摘されています。

 

③抜歯症例で傾斜した歯をアップライトできない

またよくある事として、抜歯症例で大臼歯が近心傾斜して、そのままになってしまうことを挙げています。

患者がインビザラインを使用する時間が短いと起こりがちです。

 

④前歯部の切縁の高さや捻転など審美性の改善が達成できない

⑤咬合の悪化

⑥生活環境の中でインビザラインを使用できるか確認不足

⑦患者が子供の場合のモチベーションの確認不足

 

重要なのは、ドクターがリカバリーするテクニックを持っているかどうかが大事だといいます。

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