こんな方におすすめ
●テナント料の割合
●生産性の高い業務
●絶対に開業してはいけない場所
●一等地で開業してしまった
●一等地で成功する方法
●都会のメリット
●坪数及び開業資金
●1台当たりの生産性
●まとめ
一度開業した場所というのは簡単に動かすことはできません。
開業する上で一番変更の利かない場所選び。
基礎編では失敗しないための話が中心でしたが、
今回は既に開業した方や、医院経営に携わった方向けです。
実は場所選びというのは単純に土地の話しに限ったことではありません。
現代の場所選びはここまで考えなければ成功を勝ち取れません。
動画内容
「新規開院したいけど、場所はどうしよう?」
「進められるがままに場立地選定したけど大丈夫だろうか」
そんな悩みを抱えている歯科医師、歯科衛生士の方に向けて、この動画では実際に分院開業で成功している新渡戸歯科医師が立地選定のポイントや注意点を解説して下さっています。
今回は基本編に続き、応用編です。
ぜひご参考にしてみてください!
生産性の向上に関して理解していますか?
立地選定を行う上で、生産性の向上に関する理解は欠かせません。
生産性の高い業務として、USP(独自の販売提案)、ストックビジネス化、デジタルビジネスなどが挙げられます。
これらを理解していない場合、立地選定において失敗する可能性が高くなります。
基本的なことは、基本編で解説しているのでぜひそちらをご参照ください!
テナント料金は極限まで安くしておく
テナント料は、経営における重要な要素の1つです。
このテナント料は徐々に上がっていく傾向にあり、交渉の余地はほとんどありません。
そのため、極限まで安いテナント料の物件を選ぶことが重要です。
一等地にある2ヶ所は、広告を兼ねているため、歯科医院としてかまえる場所としては失敗物件である可能性が高いでしょう
一等地で開業した後は…?
一等地で開業した場合、極端に単価が安いか高いかで勝負するしかありません。
保険で回すか自費で回すかを決める必要があります。
そして、開業後は倒産、継承、売却、解散の4つの選択肢が待っています。
テナント料が高いことは、継承や売却においてデメリットとなります。
最後をどうするかまで考えておくことが重要です。
専門性がある、ない歯科医師は?
専門性の有無に関わらず、開業は失敗する可能性があります。
専門性がある歯科医師は、戦略的に倒産を行うことを検討すべきです。
保険診療の方が価値が高く、自由診療は歯科医師個人の能力に依存します。
また、専門分野によって患者の対象が異なることを理解しておく必要があります。
今からできる立地選定を活かす対処法
立地選定を活かすために、以下の対処法が有効です。
1. 新たな候補地を探す
2. 生産性の向上に取り組む
3. Web上の立地を高める
4. テナント料を最小限に抑える
5. 人を雇用しやすい都会や市街地で開業する
6. 栄えている地域で安い物件を探す
これらすべてを網羅できることはまずありません。
ですが参考として頭に入れておくと、理想的な開院を進めることができるようになっていくので、是非覚えておいてくださいね。
歯科医院の立地選定のポイントを抑えて!
立地選定は、歯科クリニックの成功に大きな影響を与えます。
生産性の向上、テナント料の最小化、専門性の活用、Web上の立地の強化、人材確保のしやすさなどを総合的に考慮し、最適な立地を選ぶことが重要です。
新規開業は失敗のリスクが高いため、慎重に検討する必要があります。
立地選定の重要性を理解し、適切な対処法を実践することで、歯科クリニックの成功確率を高めていきましょう!
ぜひORTC限定の新渡戸歯科医師特別講義を引き続きご覧ください!
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1本15分程度で構成しているので、ぜひ隙間時間にスキルアップしてみませんか?
ここまでお読みくださりありがとうございました。
動画の方も是非ご視聴ください!
編集・執筆
歯科専門ライター 萩原 すう