こんな方におすすめ
日本矯正歯科学会の認定であり、フライトDrとして活躍している宮島悠旗先生のクリンチェックを大公開!
実際の操作方法や治療へのアプローチについて解説していただきました。
皆様の治療アイデアの参考にご覧ください。
日本矯正歯科学会の認定であり、フライトDrとして活躍している宮島悠旗先生のクリンチェックを大公開!
実際の操作方法や治療へのアプローチについて解説していただきました。
皆様の治療アイデアの参考にご覧ください。
●マウスピース矯正を取り入れている先生
●日々の診療で困っている事がある先生
●クリンチェックを学びたい先生
非抜歯の1級症例_処方書提出後のクリンチェックに関して、悩む方は多いのでないでしょうか。処方書提出後のクリンチェックは必ず確認し、修正をしないと理想通りにはならない、と宮島先生。
ここではクリンチェックの最終チェックの重要性とコツを見ていきましょう。
ここで重要なことは、正常咬合の要件を満たしているかということです。
・1種2種の咬合どちらなのか
・機密な咬合で犬歯関係が1級になってるか
・上下顎歯列の正中が一致してるか
・オーバージェットが適切な2mm程度か
こちらに着目してみていきます。
下顎前歯が圧下している場合は、唇側傾斜させないといけません。
多くの場合、歯肉をそのまま圧下させてしまうと歯槽骨にぶつかり、予定の数値に圧下できないのです。
3番は唇側に出ている場合は舌側へ移動させます。
この症例は前歯が早期接触していることが目立つので、圧下する必要があるでしょう。
クリンチェックをする上で覚えてほしいコツは、
1.CTを取ること
2.歯間形態から、どちら側に向いているかイメージ
3.いろいろな角度から適切な歯軸を決断
以上の3つです。
今回の症例の場合、叢生がある方なので唇側傾斜してる箇所は舌側傾斜させ、正しい軸にしましょう。
舌側にある歯は唇側傾斜させ、正しい軸にし、レベリングしてから圧下します。
クリンチェックで注意することは、
1.歯根だけ舌側に残される
2.咬合がどうなるか、視点を向ける
3.レベリングの連続性を保つ
こちらの3つです。
歯根を安全な位置へ動かすことを意識しながら配列することで、予後が変わってきます。
前歯が早期接触してるので、次は咬合を治していかないといけません。
そこで忘れないでほしいことは、レベリングの重要性です。
切縁のちゃんと連続性を保つようにしましょう。
ここまで、非抜歯の1級症例_処方書提出後のクリンチェックに関して宮島先生の実践過程を学ばせていただきました。
クリンチェックで注意することとして、
1.歯根だけ舌側に残される
2.咬合がどうなるか、視点を向ける
3.レベリングの連続性を保つ
こちらの3つがありましたが、CTからビジュアルを確認することも忘れてはいけません。
この後のクリンチェックの様子は次の動画で配信いたしますので、ぜひご視聴し診療にお役立てくださいね。