続・絶対に失敗しないマウスピース矯正33のこと

続・ 絶対に失敗しないMP矯正33の事 治療計画立案の基本

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続・ 絶対に失敗しないMP矯正33の事 治療計画立案の基本 新渡戸康希
講師
新渡戸康希
医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科
院長

講師紹介 新渡戸康希

  • 新渡戸康希
  • 医療法人社団杏壬会 池袋みんなの歯医者さん 矯正歯科・こども歯科
  • 院長
  • ORTC onlineでは「絶対に失敗しないマウスピース矯正33のこと」を始め動画コンテンツで自身の経験を多くの先生方に共有。インビザラインが日本で導入されて以降、数々のセミナーや勉強会を開催し多くの先生方の学びを後押し。インビザライン治療における、予測実現性を高めるクリンチェック作成を日々追求され、治療技術だけに留まらず、集患・院内体制・経営思考なども伝えることで、これからの歯科医院の在り方についてもアドバイスを行っている。
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こんな方におすすめ

マウスピース矯正の治療計画立案に悩む歯科医師・研修医

長期治療や追加アライナーの多発で悩む矯正歯科医

患者への治療期間の説明・リスク管理を担うすべてのスタッフ

動画の紹介

本動画は、マウスピース矯正の成功を左右する治療計画立案、特にクリーンチェック作成の基本を徹底解説します。重要なのは「1年間=52週=アライナー52枚」という原則を理解すること。漫然と長期の治療計画(例:80枚)を立てるのではなく、約半年(26〜30枚)ごとに区切って治療を進める段階的なアプローチを推奨します。

動画内容

治療計画立案の土台:52枚/年の理解と長期計画のリスク

マウスピース矯正、特にインビザラインの治療において、クリーンチェックの作成は核心的な業務です。この動画は、多くの歯科医師が見落としがちな治療計画の基本として、「1年間は52週、したがってアライナーは52枚」という基礎知識の徹底を求めます。この認識がないと、計画的ではない治療になり、患者への期間説明も曖昧になると警告しています。

失敗につながる典型的な治療計画

コンプリヘンシブケースで最初に80枚を計画し、終了後に70枚、さらに50枚と追加アライナーが続き、合計200枚に達してしまう事例を典型的な失敗パターンとして紹介。これは治療期間がざっくり4年にも及び、患者のモチベーション低下や治療の中断、さらには医療訴訟のリスクを高めると指摘。長期計画では、途中の歯の動きのずれに対する修正が遅れることが最大の問題点です。

 

段階的治療の具体的な目標設定

最初からスピーの湾曲、叢生の改善、レベリング、咬合の緊密化、口元の突出度改善(出っ歯)といった全てを80枚で達成しようとすると、複数の歯の動きを同時に要求しすぎ、非効率的になると解説。段階的に目標を設定することで、歯の動きがシンプルになり、効率が高まります。

 

【第1段階(30枚):土台作り】

スピーの湾曲改善、叢生の改善、レベリングといった基本的な歯列の整復に特化。

【第2段階(30枚):機能と美しさの追求】

咬合の緊密化、オーバーバイト/オーバージェットの改善、顎位の調整など、機能的・審美的な仕上げに注力。

【最終段階(20枚程度):微調整】

残ったわずかな歯間空隙の閉鎖や歯軸の微調整を行う。

 

このように治療を「刻む」ことで、仮にトータル75枚の治療計画が必要であっても、最初の80枚で失敗して200枚に膨れ上がるリスクを極限まで低減できる、極めて実践的な矯正治療の失敗回避術を解説しています。

教えて先生

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