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lolani strategy デジタル化と歯科医院づくり

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lolani strategy デジタル化と歯科医院づくり 吉田 元
講師
吉田 元
モアナ歯科クリニック東川口院 院長
神奈川歯科大学 客員教授

講師紹介 吉田 元

  • 吉田 元
  • モアナ歯科クリニック東川口院 院長
  • 神奈川歯科大学 客員教授
  • モアナ歯科クリニック東川口医院 院長 皆様初めましてモアナ歯科クリニックの吉田です。 2011年に開業以来自身の開業経験から、新規開業並びに継続経営のお話をさせて頂きます。 またインプラント治療を専門にしており、基礎からアドバンスまで実際の症例をお見せしながらお話しさせて頂きます。
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こんな方におすすめ

最新の歯科DXを導入検討している開業医の方

CTや口腔内スキャナーなどのデジタル機器の費用対効果を知りたい方

経営戦略にデジタル化を取り入れたい歯科医師や管理者

動画の紹介

歯科医院の未来を拓く!診療と経営におけるDX戦略

本動画では、歯科クリニック経営のプロがデジタル・トランスフォーメーション(DX)を診療面と経営面に分けて徹底解説します。インプラント治療を専門とする立場から、CTや口腔内スキャナー、動的ガイドシステムといった最新デジタル機器の具体的な活用事例を紹介。

特に、導入の障壁となりがちなコストパフォーマンスについて、レントゲンシステムやラボのDX、口腔内スキャナーの具体的な削減額やペイできる期間を詳細に分析します。また、エビデンスに基づいた機器導入の重要性や、自動精算機、AIチャットといった経営DXの活用についても言及。将来的な戦略を練りたいすべての歯科医療従事者に必見の内容です。

動画内容

デジタル化の種類と導入メリット

この講演では、歯科医院を構成するDXを「診療におけるDX」と「診療以外のDX(経営におけるDX)」の2つに分類し、具体的なデジタル機器の導入とその効果を掘り下げます。診療DXの事例として、CT、セファログラム、パノラマレントゲンなどのレントゲンシステムのデジタル化、そして口腔内スキャナーの活用に言及。

インプラント治療におけるDTX Studio Implantの活用や、CTデータを口腔内スキャナーのSTLデータとマッチングさせるデジタルワークフローを詳細に解説しています。手術前からプロビジョナルセットまでの一連の流れをデジタル化することで、精度向上と時間短縮を実現しています。

データが示すコストパフォーマンス

導入検討時に最も重要となるコストパフォーマンスについては、具体的な試算を提示。レントゲンシステム(CT/セファロ)は、自由診療の撮影・解析費用を基にすると、約1年半〜2年で機械の購入費用をペイできるというデータを示し、長期的な収益貢献度を明らかにしています。

また、ラボにおけるDX(大型ミリングマシンなど)では、人件費と材料費の削減効果から、毎月約50万円程度のコスト削減が可能で、こちらも約2年でペイできると分析。一方、口腔内スキャナーは印象時間の削減により貢献するものの、現行の市場価格では約4年を要するとし、買い替えと買い足しの考え方の違い、および長期的な視点の重要性を説いています。

成功のためのエビデンスと経営DX

吉田先生は、機器導入の際には必ずエビデンス(臨床疫学的根拠)を重視し、費用対効果の検証を行うべきだと強調。また、国が推奨する「診療以外のDX」として、レセプトコンピューターによる経営データ分析、自動精算機、予約システム、そしてAIチャットやAI LINEなどの導入による業務効率化を推奨。これらのシステムが連携していることの重要性を指摘しています。最終的に、DXの成功には、患者中心の医療を念頭に置きつつ、専門性とデジタル技術を掛け合わせた戦略的な取り組みが不可欠であると結論づけています。

 

教えて先生

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