講師紹介 菅原舞子

- 菅原舞子
- フリーランス
- 歯科衛生士
- 1か月でホワイトニング売上200万円を達成する歯科衛生士
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「患者が“決めきれる”矯正カウンセリング」 ─ 迷いを納得に変え、自然に契約へ導く実践シリーズ ─
ORTC PRIME見放題対象

フリーランス歯科衛生士の菅原舞子先生による「矯正カウンセリングの極意」第2回です。
今回は、チェアサイドでの会話からスムーズに矯正の無料相談へ誘導するための具体的なアプローチ法を解説します。
「誰に提案すべきか」という問いへの答えや、「今更遅い」「費用が高い」といった患者様の心理的バリアを解消するトーク術は必見です。患者様の潜在的なニーズを引き出し、矯正治療を将来の健康を守るための「必要な投資」として認識してもらうためのマインドセットを養います。
矯正治療の契約数を伸ばすための第一歩は、まず「認知」を広げることです。
菅原氏は、提案すべき対象者を「お金がありそうな人」や「若年層」に限定せず、「会話をする機会がある全ての人」に広げるべきだと提唱しています。
こちらの勝手な思い込みで提案を控えることは、患者様が健康になるチャンスを奪う「機会損失」につながります。「断られる勇気」を持ち、まずは情報を伝えること自体が医療従事者の責任であるというマインドセットへの転換が求められます。
カウンセリングで頻出する「年齢」と「費用」に関する断り文句への対応策も具体的に解説されています。
「今更遅いのでは?」という高齢の方には、平均寿命と健康寿命の差を示し、残りの人生を自分の歯で食事するために矯正が必要な投資であることを伝えます。
また、「費用が高い」という声に対しては、将来的な補綴治療やインプラントにかかるコストと比較し、長期的な視点での経済的メリットを提示します。
単に商品を売るのではなく、患者様の「未来の健康」という価値を提供するために、口腔内スキャナー(iTero等)を用いた「自分を知るための検査」としてライトに提案する手法も有効です。
