こんな方におすすめ
新渡戸歯科医師によるマウスピース矯正シリーズ!
症例数の多い歯科医師の方ほどバイトランプの効果を踏まえたうえで失敗なく治療したいところですよね。
ここでは、 元々一般歯科医である新渡戸先生が経験してきた失敗をもとに、 これさえ守れば失敗しない内容をまとめました。
これがすべてできれば先生のスキルが上がる事間違いなしですよ!!
動画の紹介
●マウスピース矯正を始められる先生
●マウスピース矯正で不安や悩みがある先生
●マウスピース矯正関連でクレームなどに悩みを抱えている先生
動画内容
「マウスピース矯正を始めたいけど、手順がわからない…」
「知っておくべきコツがあれば知りたい」
そう感じられる歯科医師の方は多いのではないでしょうか。
今回はORTConline限定企画、新渡戸歯科医師のマウスピース矯正を失敗しない33つのコツを解説してくださいます。
ぜひご視聴ください。
こちらの内容は、動画の概要をまとめたものです。
バイトランプといえばディープバイト
ディープバイトの患者様に対するマウスピース矯正では、バイトランプの使用が不可欠です。
ディープバイトの場合、奥歯の圧下がさらに進行してしまう可能性があるため、バイトランプを付与することで不要な力を排除する必要があります。
バイトランプを使用しないと、マウスピースの厚みによって歯が常に浮き上がった状態になり、奥歯に悪影響を及ぼしてしまうからです。
アライナーの厚みは上顎下顎合わせて装着した際、1mmから1.5mmになります。
そのため、ディープバイトの患者様には、100%バイトランプを付与し、バイトランプ部で咬合させて臼歯部を離開させることが重要です。
これにより、マウスピース矯正の成功率が大幅に上がります。
バイトランプの効果と必要性
新渡戸先生がインビザライン矯正のオプションで必須だと仰ることがバイトランプの付与です。インビザラインではもっとも人気のオプションになります。
新渡戸先生も100%付与しているこのバイトランプは、ディープバイトには欠かせません。
ここではその重要性を解説していきます。
内容は以下のとおりです。
・マウスピース矯正でのバイトランプの重要性
・バイトランプの付与と注意点
以下、詳しく見ていきましょう。
マウスピース矯正でのバイトランプの重要性
バイトランプは、マウスピース矯正において非常に重要なオプションです。
多くの先生方が症例数の多い患者様に対して、バイトランプを付与していますが、特にディープバイトの患者様には、100%バイトランプを使用することが必須になります。
バイトランプを付与しないと、マウスピース矯正は確実に失敗してしまいます。
回避するためには、以下の内容をご覧ください。
そう、新渡戸先生は解説してくださいました。
バイトランプの効果と働き
バイトランプの最大の効果は、奥歯に圧下してしまう力を排除することです。
マウスピースの厚みによって、上顎下顎の歯が常に1mmから1.5mm浮き上がった状態になり、奥歯に圧下する力がかかってしまいます。
バイトランプを2番もしくは3番の舌側面につけることで、臼歯部で噛ませ、歯を浮き上がった状態に保ち、不要な統合力を排除することができるのです。
アライナー矯正で警戒される点がバイトランプで解決できる点を知った際には、どの工程もきちんとその意味を知ることが重要だと感じますね。
バイトランプの付与と注意点
ここでは、バイトランプの付与と注意点を解説していきます。
マウスピース矯正を成功させるには、バイトランプの付与が不可欠です。
ディープバイトの治療では、100%バイトランプを使用することを忘れないでください。
このことについては新渡戸先生も強く仰っています。
これさえ守れば、先生方のマウスピース矯正が失敗することは絶対にありませんとのこと。
適切なバイトランプの付与が、マウスピース矯正の成功の鍵となります。
ディープバイトの患者さんへのバイトランプ付与
ディープバイトの患者様には、必ずバイトランプを付与します。
もしバイトランプを付与しなければ、ここまで前述したように施術の失敗につながります。
ディープバイトの治療では、100%バイトランプを使用することを忘れないでください。
マウスピース矯正の成功のために
マウスピース矯正を成功させるには、バイトランプの付与が不可欠です。
特にディープバイトの患者様に対しては、バイトランプを使用し、不要な力を排除することが重要です。
これさえ守れば、先生方のマウスピース矯正が失敗することは絶対にありません。
バイトランプの効果と必要性を理解し、適切に付与することが、マウスピース矯正の成功につながります。
ここまでの動画の内容は、簡潔にまとめるとディープバイトにはバイトランプが欠かせないということです。
新渡戸先生のこの動画シリーズはまだまだ続きます。
ぜひORTC限定の新渡戸歯科医師特別講義を引き続きご覧ください!
編集・執筆
歯科専門ライター 萩原 すう