講師紹介 高田訓

- 高田訓
- 奥羽大学歯学部歯学科口腔外科学講座 教授
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医・指導医をはじめ、口腔顔面神経機能学会 口唇・舌感覚異常判定認定医、日本口腔検査学会認定医、日本口蓋裂学会口腔外科分野認定師を取得、日本歯科医学会や精密触覚機能検査研修協議会の委員を務める。 著書に『標準口腔外科学 第4版(医学書院)』、『口腔内科学(永末書店)』『口腔外科学 第4版(医歯薬出版)』などがある。
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その歯、本当に抜いてよい?口腔がんの見逃しと2週間ルールの要点を日常臨床の事故予防に生かしたい歯科医師
高田訓先生が症例や画像で示す確認ポイントを学びたい歯科医師
抜歯後も治癒しない病変、口腔がん症例、レーザー治療の継続例を通じて、高田訓先生が示す「2週間治らない病変」を紹介につなげる考え方を整理します。抜歯前後の経過観察と専門医療機関への紹介判断を確認します。
普通抜歯に見えた処置の後、抜歯窩が治らず腫瘍が明らかになることがあります。『様子を見る』期間と紹介のタイミングを講師の症例から考えます。
動画では、歯周病と考えて抜歯した後に治癒せず、扁平上皮癌が判明した複数症例が示されます。高田訓先生は、抜歯窩やアフタ様病変が治らない場合の目安として「2週間」を強調しています。記事では、講師の見解としてその判断過程を整理します。
症例では、歯周病と診断して通常どおり抜歯した後、1週間で治りが悪く、2週間で抜歯窩から病変が増大しました。抜歯操作自体に問題がなくても、背景病変を見逃している可能性があります。
抜歯後の経過を『予定された治癒』と比較し、違和感があれば診断へ戻る必要があります。
動画では、口内炎と考えてレーザー照射を続けた後に扁平上皮癌が判明した例も示されます。高田先生は、治らない状態へ同じ処置を重ねることの危険を指摘しています。
処置の効果が見られない場合は、方法を強める前に病変の性質を再評価します。
講師は、アフタ様病変や抜歯窩が2週間治らない場合、腫瘍性病変を疑い口腔外科へ紹介するという見解を示しています。1週間の時点でも不安があれば紹介してよいと説明します。
赤色と白色が混在する病変、増大する病変、治癒が進まない抜歯窩を漫然と経過観察しないことがポイントです。
過去画像で明確に癌と診断できない症例もあります。それでも、経時変化と現在の粘膜所見を結び付けることで、早期紹介の契機を作れます。
講師は普通抜歯でも紹介を受けると述べ、判断に迷う段階で専門診療へつなぐことを勧めています。
『様子を見る』には期限を置きます。治癒しない抜歯窩やアフタ様病変では、同じ処置を反復せず、1〜2週間の変化を記録して口腔外科紹介を検討するという講師の考え方が実践ポイントです。
抜歯が予定通り終わったことと、診断が正しかったことは同じではありません。動画では、治癒しない経過を早く拾い、処置の反復から診断の見直しへ切り替える重要性が示されています。
動画で学べること:治癒しない抜歯窩、扁平上皮癌症例、レーザー継続の注意、2週間を目安にした紹介。
おすすめ:抜歯後の経過観察、口腔粘膜病変の初期対応に携わる歯科医師。
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