講師紹介 鈴木貴規

- 鈴木貴規
- ニューヨーク大学歯学部歯周インプラント科臨床准教授
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インプラント | 切開線・外科基本手技系
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インプラント
GBR前に押さえる保存・抜歯基準|治療リスクを見極める実践の基本
GBRの成否を考える前に、そもそも歯を保存するのか、抜歯後にどのような治療を選ぶのかを整理できているでしょうか。本編では、手技の前段階にある診断と長期的なリスク評価を取り上げます。
GBRは骨造成の手技ですが、治療計画全体から切り離して考えることはできません。講演では、保存・抜歯の判断、インプラントの形態や埋入部位、将来の補綴、合併症への備えを一つの流れとして見直しています。
ここでは講師の症例提示と解説をもとに、技術選択より前に確認したい論点を整理します。個々の症例では、全身状態、局所所見、患者希望などを含めた総合的な判断が必要です。
この記事で整理すること
講演の出発点は、歯を残すのか抜歯するのかという判断です。単に現在の状態だけを見るのではなく、その歯が長期的な治療計画の中でどのような役割を担うのかまで考える必要があると講師は説明します。
判断基準を自分の中で整理しておくことは、患者説明にも役立ちます。保存の可能性と限界、抜歯後に想定する治療、追加処置の可能性を分けて伝えることで、手技だけに焦点を当てない相談につながります。
講演では、上顎洞周囲の残存骨、インプラント形態、インプラント周囲炎への対応など、選択時に考慮したい複数の論点が示されます。目先の埋入可否だけでなく、将来問題が起きた際にどのような対応が可能かを考える視点です。
たとえばインプラントプラスティなどの追加処置を想定する場合、形態や機械的条件にも注意が必要です。講師は、製品や術式を一律に評価するのではなく、症例の条件と長期管理を組み合わせて考える重要性を示しています。
講師は、治療上の問題を『対応できるもの』と『取り返しがつきにくいもの』に分けて考えています。発生確率だけではなく、起きたときの影響と回復可能性まで含めてリスクを見る考え方です。
スイスチーズモデルやハインリッヒの法則にも触れつつ、歯科治療へ機械的に当てはめるのではなく、小さな見落としが重なる場面を自分の診療に置き換えて考えることが促されています。
ここが実践ポイント
ORTC PRIME会員対象動画
GBRの可能性と必要性 基本編|保存・抜歯基準と治療リスク

この動画で学べること:保存・抜歯の判断から、インプラント選択、補綴設計、合併症リスクまでを一続きの治療計画として整理できます。
おすすめ:GBRを学び始めた歯科医師、インプラント治療の診断手順を見直したい先生におすすめです。
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GBRの手技に入る前に検討したい、歯の保存・抜歯判断、インプラント選択、長期的な補綴設計、合併症の捉え方を、鈴木貴規先生の講演から整理する動画です。
