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第一大臼歯欠損時のインプラント治療戦略1

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講師
浅賀勝寛
医療法人寛友会 浅賀歯科医院
院長

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動画時間:00:23:41

講師紹介 浅賀勝寛

  • 浅賀勝寛
  • 医療法人寛友会 浅賀歯科医院
  • 院長
  • 日本大学歯学部卒業ののち、広島県の二木歯科医院にて訪問診療を学ぶ。その後、埼玉県の浅賀歯科医院にてインプラント治療を学ぶ。日本口腔インプラント学会の専門医、日本歯周病学会の認定医を取得。より良い歯科医療の実現を目指して、自身のインスタグラムにて情報発信に力を入れている。
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こんな方におすすめ

本動画では、日本口腔インプラント学会専門医である浅賀勝寛先生をお迎えして、インプラント治療を成功させるために必要な知識について、詳しくお話していただきました。

・インプラントの成功基準とは

・大臼歯インプラントの埋入ポジション

・インプラント体の選択

・LekholmとZarbの分類

・骨補填剤の選択

これらについて詳しく知りたい方は、是非ご視聴いただければ幸いです。

動画の紹介

インプラント治療でのお悩みはありませんか?

・これからインプラント治療を始めようと考えている

・インプラント治療について、最新の情報を知りたい

・インプラント治療の基礎について、今一度学びたい

今回の動画は、これらのお悩みを持つ先生方に特に見ていただきたい内容となっております。

動画内容

今回の動画では、「第一大臼歯が欠損となったときのインプラント治療戦略を理解する」というテーマでお話していただきました。「抜歯即時インプラント」「抜歯待時インプラント」「リッジプリザベーション」について、3つの動画にわたってお話いただいております。本動画では「抜歯即時インプラント」が中心です。

インプラント治療の成功基準

浅賀先生はインプラント治療の成功基準について、以下のようにお話されています。

1.患者と歯科医師の両者が満足する機能的、審美的な上部構造をよく支持している

2.痛み、不快感、知覚の変化、感染の兆候などがない

3.個々の連結されていないインプラントは動揺しない

4.機能開始1年以降の経年的な1年ごとの垂直的骨吸収は平均0.2㎜以下である

 

これらの条件を満たすインプラント治療を行うことが求められています。そのためには、埋入のポジションもとても大切な条件のひとつです。

大臼歯インプラントの埋入ポジション

浅賀先生は、「インプラントの埋入ポジションは1点しかない」と考えていらっしゃいます。というのも、浅賀先生は理想の歯の形状を作ることを目的といて、インプラントの埋入ポジションを設定されているからです。
 



理想的な位置、つまりその1点にインプラントを埋入するためには十分な硬組織・軟組織が必要である、ともお話されています。理想的な位置については、動画内でもお話されていますので、是非チェックしてみてください。

インプラントの埋入ポジションを決めるとき必ず意識しておくべき「Top down treatment」という考え方についても、お話されています。インプラント治療を成功させるために大切な考え方ということです。


 

臼歯部のインプラント治療を進めていくうえで、論文から知識を得ることは大切ですが、それに惑わされるのではなく理解したうえで自ら治療法を選択する必要がある、と浅賀先生はおっしゃいます。

インプラント体の選択

どのようなインプラント体を選択するかも重要です。抜歯即時インプラントの場合、抜歯窩の残存骨に初期固定をとらなければいけないため、インプラント体自身がしっかり骨に食い込んでくれるようなものを選ぶ必要があります。
 



アバットメントの形態についても、動画内で詳しくお話されています。ソーサライゼーションなど骨吸収に関するお話もありますので、じっくり見ていただければと思います。

骨質(LekholmとZarbの分類)

LekholmとZarbの分類において、Type2、Type3に分類される骨質の場合、インプラントが比較的容易である、とされています。骨質によってインプラントの種類なども選ぶ必要があります。


 

インプラント体の選択でもお話がありましたが、抜歯即時インプラントではいかにインプラントを骨に固定できるか、が重要になりますので、骨の状態も含めて見極めていただければと思います。

骨補填材の選択

骨補填材の選択は非常に難しい、と浅賀先生はお考えです。そのうえで、先生の使用されている骨補填材とその用途についてくわしくお話いただいております。用途に合わせて使い分ける必要がありますので、参考にしてみてください。

最後に

抜歯即時インプラント最大のメリットは、骨吸収が起きにくいことだと、浅賀先生はおっしゃいます。しっかりインプラントの固定さえできていれば、治療期間の短縮にも繋がります。

 

・インプラントの成功基準とは

・大臼歯インプラントの埋入ポジション

・インプラント体の選択

・LekholmとZarbの分類

・骨補填剤の選択

 

これらについて、しっかりご理解いただけたのではないかと思います。浅賀先生のインプラント治療戦略に興味がございましたら、本動画に引き続き3つの動画全てをご視聴いただければ幸いです。

 

本動画も含め、動画内では実際の抜歯即時インプラントの術中の様子も公開されています。実際に埋入しながら、コツやポイントなど細かく教えてくださっていますので、是非参考にされてみてください。

教えて先生

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