歯科衛生士が抑えるべきインビザライン業務

精密検査-顔貌・口腔内写真・iTero・レントゲン PART1

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講師
近藤杏里
さいとう歯科
歯科衛生士

講師紹介 近藤杏里

  • 近藤杏里
  • さいとう歯科
  • 歯科衛生士
  • さいとう歯科にて入職後、最年少で役職を任され活躍。現在では院内でも発表を行ったり精力的に活動されている。
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こんな方におすすめ

この動画では、北海道で1の症例実績を持つ札幌市、さいとう歯科に務められる歯科衛生士近藤さんが、インビザライン業務において歯科衛生士が行うべき業務についてお話してくださいました。

動画の紹介

●スタッフ向けのインビザライン治療の教育コンテンツを探されていた先生 

●歯科衛生士にもインビザラインの基礎を身に付けてもらいたい先生 

●インビザライン治療の効率化を図りたい先生

動画内容

北海道でNo.1の症例実績を持つさいとう歯科ではどのようなインビザラインの治療を行っているのでしょうか。

結果につなげている歯科医院に学ぶことで得られる知識はたくさんあります。

この動画では、さいとう歯科で活躍される歯科衛生士の近藤さんから、歯科衛生士としての活躍と精密検査について詳しく解説いただきましょう。

ぜひ診療の参考にされてくださいね。

近藤杏里歯科衛生士とは

斎藤辰一歯科医師、斎藤秀也歯科医師の指導のもと、歯科衛生士として働いていらっしゃいます。

今回はさいとう歯科を代表して、さいとう歯科独自のやり方である精密検査について解説してくださいます。

さいとう歯科について

北海道札幌市にあるさいとう歯科は、マウスピース矯正であるインビザラインに特化した矯正治療を施術されています。

症例実績4087件は、北海道ではNo.1を誇る実績数です。

レッドダイヤモンドプロバイダー認定医である斎藤秀也先生を筆頭に日々近藤歯科衛生士をはじめとしたスタッフが活躍中とのことです。

患者様は札幌市だけではありません。

遠方からだと旭川、函館等300kmほど離れた地域からご来院される患者様もいらっしゃるとのこと。

1日あたり100数名ほどの患者様がご来院される実績はもちろん、信頼の高い歯科医院です。

インビザラインの治療の流れ

ここでは、さいとう歯科でのインビザライン矯正の流れは以下のとおりです。

1.カウンセリング

2.精密検査

3.審査診断

4.アライナーお渡し

5.アタッチメントセット

6.モニタリング

7.インビザラインテスト

8.リテーナー

インビザラインテストの際には、追加アライナーもしくはリカバリー処置に順次対応して、リテーナーという流れになります。

詳しくは動画内のスライドにて行動歯科衛生士がご説明してくださっているので、ぜひご参考にされてください。

精密検査とは

さいとう歯科では下記のような内容を実施しています。

1.口腔内写真

2.顔貌写真

3.パノラマ

4.CT

5.セファロ(横と正面)

今回の動画ではまずこの顔貌写真について詳しく取り上げていきます。

また、以下では撮影にコツがいる口腔内写真と顔貌写真について解説いただきましょう。

口腔内写真

さいとう歯科での顔貌写真を撮る際には、以下の6点を撮影します。

・口腔内写真

・右側、左側

・オーバージェット

・上顎咬合面

・下顎咬合面

ここからは各項目を詳しく見ていきましょう。

顔貌写真

顔貌写真を撮る際は、正面、真横、斜めの3つの角度から笑顔真顔の写真を撮影します。

この際に注意するべきことは、

・カメラの中心に顔がくるようにする

・左右対称であるように指示工夫する

・頭部の上に空白をつくる

・笑顔の撮影の際は、上の歯茎を出すようにする

以上の4つです。

また真横の場合はここに加えて、eラインがしっかり出るように撮影します。

斜めの場合は、顎を引いていただくよう指示を出して撮影しましょう。

動画の中に実際の顔貌写真のスライドがありますので、ぜひご視聴ください。

理解が深まります。

この際、患者様に声かけをすることで短時間で正確な写真撮影が可能です。

声かけをすることによって、患者様の緊張がほぐれるからです。

さいとう歯科では一眼レフカメラを使用して声掛けと共に撮影しているとのこと。

ぜひ自院に合う方法またはさいとう歯科でのやり方を真似て撮影してみてくださいね。

口腔内写真を撮影する際には、ぜひ口角鉤を使うか温めたミラー、もしくはエアーをかけながらミラーを使い迅速に写真が撮れるよう意識しましょう。

時間を要すると患者様のご負担になります。

まとめ

ここまでさいとう歯科での精密検査のやり方を歯科衛生士の近藤さんに教えていただきました。

・撮影時の顔の角度

・笑顔の際と真顔の2パターンを押さえること

・撮影時の声かけ

この点は意識して行うようにしましょう。

患者様へのご負担は、言い換えればタイムロスになり診療時間を長引かせるため歯科医院や歯科クリニック側にもマイナスです。

次項では、審査診断について順に解説していただきますのでぜひご参考にしてください。

教えて先生

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