スタッフが辞めない医院経営の秘訣

経営数字と院長の心を同時に救うクレドの力

経営数字と院長の心を同時に救うクレドの力 年名淳
講師
年名淳
としな歯科医院
院長

こんな方におすすめ

スタッフの採用・定着率向上に課題を持つ開業歯科医師

スタッフマネジメントの考え方を学びたい若手開業医・勤務医

組織文化の醸成を通じて自費・メンテナンス患者増を目指す歯科医院のリーダー

動画の紹介

スタッフが辞めない秘訣:クレド経営で「守りの経営」を確立する

本動画は、長期雇用による教育コストの最小化と利益の増加を実現している講師の年名淳先生が、

その秘密であるクレド(行動指針)の作成と活用法を解説します。

 

スタッフの離職に悩み、診療に集中できない

院長先生の「経済的安定と精神的安定」の両立を目指すための実践的な内容です。

動画内容

なぜスタッフは思い通りに動かないのか?

多くの院長がスタッフとの間に感じる「ズレ」は、

歯科医師と、歯科衛生士・歯科助手といった給与所得者とのアカデミックレベルや

精神マインドの違いに起因すると分析します。

 

院長が経営者マインドで「稼ぐもの」と考えるのに対し、

スタッフが「もらうもの」と考えるサラリーマンマインドの差が、

自費診療やメンテナンスへの意識の低さにつながっていると指摘。

 

このギャップを埋め、院長が望む行動をスタッフ自らが実行するための鍵が「行動指針の明示」です。

クレドがもたらす経済的・精神的ベネフィット

クレドの作成と共有は、経済的、精神的双方に大きなメリットがあります。

経済的ベネフィット

  • 離職率の低下による採用・教育コストの年間数十万~数百万円の削減。
  • 理念の定着による自費診療・メンテナンスの成約率向上。
  • 外部コンサルタントへの依頼が不要となり、費用を削減できる。

精神的ベネフィット

  • 感情に左右されずスタッフと冷静に向き合えるようになる。
  • チームに一体感が生まれ、長期雇用と定着が実現する。
  • スタッフがクレドを基準に判断するため、院長は孤独感から解放される。
  • 「自分の医院らしさ」が文化として定着し、患者から選ばれる医院になる。

クレド作りの第一歩:許せない言動の「炙り出し」

クレド作成は、院長が望むスタッフ像を明確にする作業です。

そのファーストステップとして、「絶対に許せない言動の抽出」が提案されます。

 

これは、過去の勤務経験や現在のスタッフの言動、

同業者のトラブル事例から、

「いて欲しくないスタッフの言動」を具体的に洗い出すネガティブな作業です。

 

【炙り出しの具体例】

  • 公の場で大声で笑う、場所を弁えない言動。(公私混同)
  • 患者さんを待たせた理由を「忙しくて」と真っ先に述べる。(プロ意識の欠如)
  • 患者導入時に心のない一言しか言わない。(配慮の欠如)
  • 終業後にタイムカードを打刻せず雑談し、残業代を発生させる。(人件費意識の欠如)
  • 感情の起伏が激しく、同僚が顔色を伺う状態を生む。(チームワークの乱れ)
  •  

これらの過去の怒りや悲しみと向き合い、

具体的な「して欲しくないこと」を言語化することが、

スタッフに「中学生でも分かるように伝える」ための分かりやすい行動指針、

すなわちクレドを作成する上で極めて重要な基盤となります。

教えて先生

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