こんな方におすすめ
・実家の医院へ勤務する予定の若先生
・医院で院長交代を控えている先生
・医院を新築移転する予定の先生
・実家の医院へ勤務する予定の若先生
・医院で院長交代を控えている先生
・医院を新築移転する予定の先生
継承。それは、その企業の想いや歴史、そしてその街の歴史をつなぐ大切なプロセスです。
地方であればあるほど、その歴史を繋いできた中小企業の存在は大きくこれからも事業継承は続けていくべきだと思っています。
ただ現代は人口減少、後継者不足の中、なかなか継承をしていくことが難しい時代になってきています。
どうすれば継承はうまくいくのか。これから継承を視野に入れている方も多いかと思いますが、家業を継ぐにあたり後継者に必要な考え方や準備は、新規開業の場合とは異なることも多いのです。
受験の場合、模擬試験を数多くこなし本番に向かいますが、いざ継承となると予備知識なく一発本番に臨むことがほとんどです。
歯科医院を継ぐ場合も、すでにいる患者さん、スタッフ、その他多くのことに気を配り、歯科医院という大きな船の舵取りを任されます。
多くの場合、大学では歯科医療の知識・技術を学び、継承に関する学びはほとんどない状態で帰郷することになります。「昔はこれでよかった」が通じないことも多々あり、今の時代にあった継承が必要です。
事前の準備が不十分であると思いもよらぬトラブルを引き起こし、自分だけでなく元々の医院環境を損ねてしまうことになりかねません。
後継者には後継者になるための教育が必要なのです。 筆者自身も、家業を継ぐために地元に戻り、時に苦労もしながらも周りに支えられ継承を行うことができました。
継承において最も重要なことは、今までその場所で一生懸命街のために貢献されてきた方への「感謝」です。
これから継承を行う方が、できるだけスムーズに、幸せな継承を行なっていただきたいと願った本がこの継承学になります。
「家業を継ぐ側」である子がどう考え、どう行動すればいいか。2024年1月に出版しました自書を片手に聞いていただけたらと思います。
各WEB書店にて販売中。