〜口腔機能発達不全症算定をはじめよう〜

口腔機能発達不全症 歯科医院はヒーロー 〜口腔機能発達不全症算定をはじめよう〜

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口腔機能発達不全症 歯科医院はヒーロー 〜口腔機能発達不全症算定をはじめよう〜 堀尾 麻衣
講師
堀尾 麻衣
THDC合同会社代表

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動画時間:00:31:37

こんな方におすすめ

口腔機能発達不全症の新規導入・保険算定を検討する歯科医院の院長

小児歯科や予防歯科を強化したい歯科医師および歯科衛生士

MFTや姿勢など、自費診療へのステップアップを計画しているスタッフ

動画の紹介

全国の歯科医院で取り組みが広がる口腔機能発達不全症について、導入への第一歩を整理するセミナーです。成功の9割は準備にありとし、理念の確立やスタッフ教育の重要性を強調します。

動画では、厚生労働省が目指すかかりつけ歯科の姿や、小児期の口腔機能向上がQOL(生活の質)の維持にいかに不可欠かを解説。成人の回復(リハビリ)と小児の獲得(ハビリ)の違いを明確にし、歯科医療の小児における新たな役割を提示します。

さらに、口腔機能発達不全症の算定に必要な定義、評価項目(乳離完了前/後)、管理計画の立案、再評価を含む一連のフローを大まかに紹介。単なる保険算定に留まらず、地域のヒーローとして子どもの命と未来を守るという歯科医院の理念を確立するためのヒントを提供します。

動画内容

📘 国の方針と歯科の新しい役割(かかりつけ歯科)

導入の背景として、厚生労働省が推進する「地域完結型歯科医療」と「かかりつけ歯科」の役割を解説。

これは虫歯や歯周病治療に留まらず、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能のサポート、QOLを守る医療の提供、そして多職種連携が求められています。特に、フレイルや誤嚥の基盤が築かれる小児期の口腔機能向上の重要性を強調。

成人のリハビリテーション(回復)に対し、小児では機能の獲得・発達・修正を促すハビリテーションが歯科の役割だと明確に定義します。

📊 算定に必要な「定義」と「評価フロー」の徹底

OFDDの保険算定ルールについて、乳離完了前(1歳半頃まで)と乳離完了後(3〜18歳)で評価項目が異なる点を説明します。

算定には、咀嚼や嚥下、発音、口呼吸の異常などを示すC項目のうち、規定数のチェックが必要であり、原因疾患がないことなど定義を満たすことが必須です。

算定フローは、検査診断→管理計画の立案→患者説明・同意→指導・訓練→3ヶ月ごとの再評価というサイクルを継続することが重要です。

自覚症状のない子どもや保護者に対し、「クリニックだけでやっても意味がない」ことを理解してもらい、お家でのトレーニングの必要性を伝える説明・同意の部分が導入の最大の壁となることを示唆します。

最終的に、子どもの命と未来を守るという強い理念を院長が語り、スタッフの共感を得ることが、OFDDを継続する秘訣だと結びます。

教えて先生

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