こんな方におすすめ
歯科治療で組織内に入り込むもの―皮下気腫と印象材迷入の要点を日常臨床の事故予防に生かしたい歯科医師
高田訓先生が症例や画像で示す確認ポイントを学びたい歯科医師
その事故は、なぜ起きた? 日常臨床に潜むインシデント
歯科治療で組織内に入り込むもの―皮下気腫と印象材迷入の要点を日常臨床の事故予防に生かしたい歯科医師
高田訓先生が症例や画像で示す確認ポイントを学びたい歯科医師
タービンやスリーウェイシリンジによる皮下気腫と、抜歯直後の印象採得で印象材が抜歯窩へ迷入する事例から、組織内へ押し込む力を見直します。処置時の操作とタイミングを再確認するポイントを整理します。
歯科機器の性能が高いほど、空気・水・材料を組織内へ押し込む力も意識する必要があります。すぐ現れる皮下気腫と、年単位で発覚する印象材迷入を整理します。
動画では、抜歯時のタービンやスリーウェイシリンジによる皮下気腫と、抜歯直後の印象採得で寒天印象材が抜歯窩へ入り、後に異物肉芽腫として発覚した症例が示されます。共通するのは、処置部位に空気・水・材料を押し込む可能性です。
抜歯や切削時に空気が皮下へ入ると、顔面や頸部、胸部へ広がることがあります。講師は、腫脹や触れたときの捻髪音など、患者が強い違和感を覚える状況を示しています。
術前に起こり得る事象として説明されていなければ、患者にとって突然の異常になります。
動画の実験では、タービンやスリーウェイシリンジをティッシュへ当て、空気だけの場合と水を含む場合を比較しています。注水が加わると組織へ入り込む力が強くなるという講師の説明です。
機器の性能向上を安全へつなげるには、創部や組織間隙へ向けて強く噴射しない操作が必要になります。
ブリッジや暫間補綴のために抜歯直後に印象を採る場合、患者は麻酔によって感覚が低下しています。印象材が抜歯窩へ入っても、その場で違和感として認識されない可能性があります。
術者側も印象撤去後に材料の欠損と抜歯窩を確認しなければ、迷入を見逃すことがあります。
動画では、寒天印象材が抜歯窩に残り、2年後や4年後に病変として受診した症例が示されます。抜歯窩が表面上治癒していても、内部に材料が残っていた事例です。
抜歯直後に印象採得が必要な場合は、感覚低下を前提に材料の迷入を確認することが重要です。
創部へ空気・水・印象材が向かう経路を処置前に想定します。抜歯直後の印象では、印象体の欠損、抜歯窩内の残留、患者が麻酔下で異物感を訴えにくい点を確認します。
皮下気腫と印象材迷入は発覚時期が異なりますが、組織内へ何かを押し込む力を見落とす点が共通します。動画では、機器操作と抜歯直後の確認を見直す具体的な症例が示されています。
動画で学べること:皮下気腫の発生経路、注水を伴うエアの力、抜歯窩への印象材迷入、異物肉芽腫。
おすすめ:外科処置、タービン操作、抜歯直後の印象採得に携わる歯科医師・スタッフ。
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