- 開催日
- 01月17日(金)20:00〜21:00
- 講師
- 越智 信行 神保町タワー歯科・矯正歯科
- 参加費用(税込)
- 0円
・アライナー矯正における副産物の考察〜下顎の運動について〜
越智信行先生
・楽しく始めよう!3Dプリンターを用いた歯科臨床
大谷陸先生
矯正治療は、新たな咬合を構築するという点で、全顎補綴や総義歯と同様に「フルマウスリコンストラクション」に分類される重要な治療です。
しかし、矯正治療と全顎補綴治療における咬合論の取り扱いには、顕著な違いがあります。
従来の矯正治療は、2次元的な骨格の平均化を重視し、1級正常咬合の獲得を目指してきました。
一方で、アライナー矯正では、顎位の安定性や神経筋機構との調和を優先し、可能な限り低侵襲な治療介入によって最大限の治療効果を目指しています。このようなアプローチは、従来の矯正治療とは異なる視点からの革新的な方法です。
本稿では、アライナー矯正が持つ新たな可能性について、我々の知見を基に解説します。
歯科医療のデジタル化は矯正治療にとどまらず、他分野にも広がりを見せています。
これらの取り組みに関する知見や実例についても共有します。